働き方改革や新型コロナウイルスによって、会社に出勤せずに働く在宅ワークやテレワークが増加しています。
しかし、実施しているのは大手企業やIT企業の社員のみで、実は完全在宅で働く人は少ないのではないでしょうか?
そんな中、誰でもスキルなしでも仕事を見つけられると話題のサービスが「クラウドソーシング」です。クラウドソーシングサイトでは、ITスキルのない初心者でもいますぐに在宅で働ける仕事が募集されています。
この記事では、サラリーマンをやりながら副業で稼いだ経験のある筆者が、おすすめサイトを紹介します。
目次
筆者プロフィール
筆者は、クラウドソーシングを知ったことがきっかけで副業を始め、30代前半でサラリーマンを辞めた経験があります。
現在では、副業や個人でお金を稼ぐために必要な情報や、投資関連の情報を発信するフリーランスのWebライターです。
会社員としての働き方以外に、自由な生き方を求める人に対してどうすれば自由になれるのかを伝えています。
この記事でも、そのような人のヒントになれるような情報をお伝えしていきます。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングサイトとは、仕事を外部に依頼したい企業と、仕事をしたい個人をインターネット上で結びつけるサービスです。
インターネット上でマッチングするという特徴から、全ての取引をパソコンやスマホのみで行える仕事が多いという特徴があります。
クラウドソーシングサイトを利用して外注する企業は、従業員を雇わずに必要なときだけ人材を確保できます。
また、仕事を受注する個人は会社や場所に縛られることなく、自分のペースで働けることがメリットです。
非正規雇用が増加している現代では、今後もクラウドソーシングの需要は高まっていくと考えられます。
【体験談】クラウドソーシングは副業に最適
まずは、筆者の実体験からクラウドソーシングが副業に最適だと感じたエピソードを紹介していきましょう。
クラウドソーシング副業で月2万円稼ぐ
筆者が、クラウドソーシングサイトに登録したのは、スマホで「副業」と検索したことがきっかけです。
「スマホだけで簡単に稼げる副業はないかな」という軽い動機で見つけたのがクラウドソーシングサイトでした。
登録から数日間は、アンケートに答えたりタスク案件という比較的簡単な仕事に挑戦しました。
しかし、1ヶ月後に貯まった報酬は1,000円未満という厳しい現実でした。
その後、パソコンを購入してからは「Webライティング」という仕事に挑戦し、月2万円を稼げるようになりました。
ただし、月2万円といっても月に60時間以上働いてやっと2万円です。
時給に換算すると300円程度になってしまいます。それでも、完全在宅で働けるクラウドソーシングは素晴らしいと言い切れます。
その理由を続きで紹介します。
本業の給料を上げるのは難しい
本業があり、サラリーマンとして働いている方は共感していただけるはずですが、本業で月2万円の給与アップは簡単ではありません。
筆者は営業職でしたが、一件契約を取ってやっと1,000円という労働に見合わない報酬の会社でした。
基本給のアップも役職が付かない限り難しいです。
出世を完全に諦めて落ちこぼれだった筆者は、難易度の高い給料アップではなく、個人で稼ぎながらスキルアップする方法を考えていきました。
そのため、家で働きながら本業では勉強できないスキルを得られるクラウドソーシングは最適だと感じたのです。
筆者と同じような考えを持っている方や、子育て中などでそもそも家から出て働きにくいという方には特におすすめしたい副業です。
おすすめのクラウドソーシングサイト
おすすめのクラウドソーシングサイトを4つ紹介します。
何から始めればいいかわからない方は、この4つから気になるものに登録してみましょう。
ランサーズ
ランサーズは、2008年から運営されているクラウドソーシングサイトです。業界最大手の企業なので、案件の数と種類が豊富です。
また、初心者でもお試し感覚で始められる「タスク案件」は、誰でも稼ぎやすいという特徴があります。
報酬の未払いを防ぐ「仮払い制度」や、報酬の支払いタイミングが月2回あるなど、大手企業ならではの安心待遇もおすすめの理由です。
仕事を受注するごとに発生する手数料は最大20%と高額に感じますが、案件の多さや支払い管理など、面倒な管理を仲介してくれるため妥当な金額だと言えるでしょう。
ランサーズは、副業を始めたいと思った人が、まず登録しておくべきクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークス
クラウドワークスは、2011年から運営されているクラウドソーシングサイトです。
ランサーズと同じく業界最大手のクラウドソーシングサイトです。
基本的な仕組みや働いてから支払いまでの流れまで、ランサーズとほぼ同じだと考えて良いでしょう。
ランサーズと使い方や流れは同じですが、クラウドワークスの方が仕事の募集数が多いなど、若干の違いはあります。
また、どちらか一方のサイトのみ利用しているクライアントも多くなっています。
そのため、クラウドソーシング初心者はまず同時に2つのサイトに登録して好みのサイトを選択することをおすすめします。
なお、クラウドワークスにはこちらから無料登録できますよ。
サグーワークス
サグーワークスとは、「Webライティング」のジャンルに特化したクラウドソーシングサイトです。
ランサーズやクラウドワークスとは異なり、受注できる案件はライティングや校閲、アンケートなど文章に関する仕事に限られます。
納品実績を積み重ねたり、独自のテストに合格することで高単価の案件を受注できるようになります。
また、サグーワークスでは報酬は金額表示ではなく「ポイントとして受け取る」ことが特徴です。
報酬として貯めたポイントは、現金振り込みだけではなくAmazonギフト券などにも交換可能です。
ココナラ
ココナラは、2011年から運営しているクラウドソーシングサイトです。
他のサービスとの大きな違いは、「スキルシェア型」のクラウドソーシングという点です。
スキルシェア型とは、個人のノウハウや商品をスキルとして売り買いするサービスのことです。
依頼に応募するのではなく、自分が販売者として買い手が現れるまで待つ仕組みになっています。
自分から営業をするわけではなく、受動的な販売方法なので、買い手が現れなければ売り上げにはつながりません。
そのため、販売者は仕事のスケジュールが調整しにくいという特徴があります。
仕事の相談やノウハウの提供など、目に見えない商品の販売との相性が良いです。
また、イラストなどの依頼者に合わせたオリジナルサービスの販売にも向いているでしょう。
クラウドソーシングで初心者におすすめの仕事内容
クラウドソーシングサイトで、初心者におすすめの仕事内容を3つ紹介します。
いずれも初心者が始めやすいおすすめの仕事内容なので参考にしてみてください。
Webライター
Webライターは、インターネット上に公開されるブログ記事やサイトの文章を執筆する仕事です。
クラウドソーシングサイトの中でも、初心者が受注できる案件が多いため人気があります。
記事の執筆内容は、ご自身が経験してきた仕事の体験談や観た映画のあらすじなど、初心者でも執筆可能な案件も多くなっています。
報酬が高くなっていくと、専門的な知識やリサーチが必要な案件が増えていきます。
文章を書くスキルが無い人でも、誰にも負けない趣味や専門的な知識を持っているだけで大きな収入につながる可能性があります。
Webライターの仕事は、納品期日までに完成することが目的であるため、自由な時間にご自身のペースで働くことが可能です。
土日の休みだけしかまとまった時間を取れないサラリーマンの在宅副業にもおすすめです。
データ入力
データ入力は、渡されたデータやファイルをエクセルなどの表計算ソフトに入力したり、指定された通りに集計するなどの仕事です。
自分で指定された情報を集めたうえで、データとしてまとめる仕事もあります。
会社で事務経験がある方や、エクセルが得意な人なら今すぐにでも受注できる仕事が見つかるでしょう。
しかし、データ入力の仕事は単純作業が多く単価が低い傾向にあります。
そのため、副業でお小遣い稼ぎをするには向いていますが、独立やフリーランスになるにはおすすめしにくい仕事です。
ネーミング
ネーミングは、依頼主の会社名や新商品などのネーミングやキャッチコピーを考える仕事です。
クラウドソーシングサイトでは、主に「コンペ形式」として募集されることの多い仕事です。
コンペ形式とは、発注者が依頼した案件に対して複数の人からアイデアを募り、採用された人だけに報酬が支払われる仕組みです。
募集されている案件なら誰でもアイデアを提案できるので、採用されたらラッキーという気持ちで仕事に参加できます。
作業量に関わらず、独自のアイデアだけが報酬になるため、ネーミングやキャッチコピーを考えるのが得意な方はおすすめです。
クラウドソーシングで稼ぐために必要なスキル
クラウドソーシングで稼ぐために必要な2つのスキルを紹介します。
どちらも、インターネットを通して働く仕事だからこそ大切にしたいスキルです。
約束と期日を守れる
仕事を発注してくれたクライアントとの約束や納品期日を守ることは稼ぐためにもっとも必要なスキルです。
社会人として当たり前な行動だと思うかもしれませんが、クラウドソーシングには納期を守れない人が多いことがわかっています。
そのため、約束を守ったり納品期日を守れるという基本的な行動だけで、クライアントに信頼してもらえる可能性があります。
万が一、約束の期日に間に合わなかったり都合が悪くなったりした場合は、事前に連絡をすることも忘れないでください。
情報収集スキル
クラウドソーシングサイトで募集されている仕事の多くは、インターネット上にある情報を正しく調べながら行うだけで完結できる仕事です。
得意な分野でなかったとしても、細かく情報収集をして納品できれば、クライアントからの信頼と同時にスキルもアップしていきます。
Webライターの仕事では、自分にしか書けないオリジナルな文章ではなく、正しい情報をわかりやすく書くことを求められます。
間違った情報を書いてしまわないためにも、情報収集スキルは役に立つでしょう。
まとめ
サラリーマンを辞めて、現在フリーランスとして働く筆者の体験談をもとに、おすすめのクラウドソーシングサイト、稼ぐために必要なスキルを紹介してきました。
年金が足りないと言われたり、給料が上がることも望めない時代の中、家にいながら副収入を稼げるクラウドソーシングサイトは、どんな人にもおすすめできるサービスです。
初心者で、何から始めればいいのかわからない方は、まずはサイトに登録をしてどんな仕事が募集されているのかを確認してみましょう。
この記事で紹介したクラウドソーシングサイトは、すべて無料登録が可能です。
まずは、登録して副収入への一歩を踏み出してみてください!
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