クラウドワークスの利用を検討していて「応募の仕方を知りたい」「仕事を受注するためのポイントや注意点を教えて」など疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?クラウドワークスの応募の仕方は、比較的簡単です。初めての方でもスムーズに進められるでしょう。
ただし、仕事を受注するためには、押さえておきたいポイント注意点があります。そこで本記事では、クラウドワークスの応募の仕方や仕事を受注するためのポイント、注意点について解説します。
目次
筆者のプロフィール
筆者は、クラウドワークスなどを利用してWebライティングの副業をしています。ジャンルは教育、金融、不動産などで、これまでの受注実績は500件を超えています。毎月の副収入は10万〜15万円です。
この記事では、筆者の経験も踏まえたリアルな内容を解説しています。
クラウドワークスの仕事の種類
クラウドワークスの仕事の受注形式は、プロジェクト・タスク・コンペの3種類です。それぞれの形式で、応募の仕方や受注方法、報酬などが異なります。事前に特徴や違いを把握しておくことで、応募時の不安が軽減されるでしょう。
ここでは、クラウドワークスの仕事の種類・形式について紹介します。
プロジェクト
プロジェクトは、発注者の仕事に応募して、条件の合意が取れたら契約締結を行います。プロジェクトは固定報酬制と時間単価制の2つに分かれています。
固定報酬制は、納品や業務完了に対して報酬が設定され、時簡単価制は1時間ごとの報酬設定になっていることが特徴です。
プロジェクトの案件は、契約前に報酬や仕事内容、納期などについて調整し、納品・検収が完了すると、報酬を受け取れます。プロジェクトは継続案件や報酬が高い案件が多いです。
タスク
タスクは、プロジェクトのような条件のすり合わせや契約締結がなく、発注者が用意した設問に回答する形で作業を始められることが特徴です。クラウドワークス上ですぐに作業ができます。作業完了後、発注者が確認をして問題なければ報酬を受け取れます。
タスク形式の仕事は、アンケートなど短時間で終わるものが多く、報酬が低い案件が多いです。また、継続につながることは少なく単発案件中心になります。
コンペ
コンペは、応募者が制作物を提案し、発注者が選んだ人が仕事を受注できます。デザイン関連の仕事に多い形式です。選ばれた場合は、契約手続きを行い、作業に入ります。
プロジェクト同様、納品・検収終了後に報酬を受け取れます。ライバルが多く実力勝負になりますが、報酬が高い案件が多いです。
クラウドワークスの応募の仕方
クラウドワークスの応募の仕方は比較的簡単です。難しい手順がないため、1〜2回応募すれば流れを覚えられます。初めての方でもスムーズに進められるでしょう。パソコン・スマホアプリどちらからでも応募が可能です。
ここでは、クラウドワークスの応募の仕方について紹介します。
ログインをする
クラウドワークスの仕事に応募するには、会員登録をしてログインする必要があります。会員登録がまだの場合は、クラウドワークスのサイトから登録しましょう。メールアドレスやFacebook、Yahoo!ID、Googleアカウントを使って登録が可能です。3分程度で登録手続きを完了できます。
すでに会員登録している方は、IDとパスワードを入力してログインをしてください。
仕事を探す
クラウドワークスにログインをしたら、メニューから「仕事を探す」をクリックします。すると、現在、クラウドワークスのサイト上で募集されているすべての仕事情報が掲載されたページに移ります。
以下の条件を指定して、自分に合った仕事を探すことが可能です。
- 仕事カテゴリ
- 依頼形式
- 報酬額
- 応募期限
- 特記事項
- その他
特記事項では「急募」「未経験可」など、その他では「認定クライアント」「本人確認済みのクライアント」などを指定できます。
2021年10月8日時点で、約8,200件もの仕事が掲載されています。
希望の仕事が見つかれば「応募画面へ」をクリックする
仕事の詳細ページで、仕事内容や報酬などを確認して、希望条件に近い案件が見つかったら応募します。応募する際は「応募画面へ」をクリックします。
案件に応募する前に、クライアントが求める条件や依頼件数、採用までの流れなどを確認しましょう。案件によっては「◯◯業界の実務経験1年以上」「△△資格保持者」「今週末までに提出ができる方」など、条件が指定されているからです。
条件に問題がないことを確認して、応募しましょう。
契約金額を入力する
応募画面で契約金額を入力します。仕事の詳細ページで金額を確認できますので、間違いのないよう入力してください。最初にテスト案件がある場合は、テストの報酬を入力します。
また、源泉徴収がある場合は「クライアントに源泉徴収をしてもらう」にチェックを入れてください。
自己紹介や実績などを入力する
契約金額の入力が終わったら、メッセージ欄に自己紹介や実績などを記載しましょう。
「①自己PR文、②1ヶ月に何件対応できるか、③これまでの実績」など、クライアントが記載内容を指定していることも多いです。指定されている場合は、きちんと答えるようにしてください。記載内容を指定されていない場合でも、空欄では受注が難しくなります。
自己紹介や自己PR、経歴、これまでの実績などを記載して、自分自身をアピールしてください。
「応募する」をクリック
自己紹介などの記載が終わり「応募する」ボタンをクリックすると応募完了です。あとは、クライアントから「落選(見送り)」「当選(受注)」などのメッセージが後日届きます。
ただし、応募者が多い場合は、落選(見送り)の連絡が来ない場合もあるため注意してください。
仕事を受注するためのポイント
プロフィールを充実させたり締切日間近ではなく早めに応募したりすることで、仕事を受注しやすくなります。また、簡単な仕事で実績を作ったり多くの案件に応募したりすることも大切です。
ここでは、クラウドワークスで仕事を受注するためのポイントについてお伝えしていきましょう。
プロフィールを充実させる
仕事を受注したいのであれば、プロフィールを充実させることが大切です。発注者は、選考にあたり応募者のプロフィールを確認する可能性が高いからです。クラウドワークスのプロフィール画面では、以下の項目を確認できます。
- 実績・評価
- 職種・スキル
- ポートフォリオ・経歴
- コンペ作品
- 回答・相談履歴
- ランキング
- 時間単価
- 稼働可能時間/週
- 作業承認率 など
また、顔写真や自己紹介文やPR文を載せることも可能です。発注者にとって、プロフィールの充実度は安心感につながります。受注の可能性を高めるためにもプロフィールは時間をかけて作りましょう。
自己紹介やPR文は必ず記載する
仕事に応募する際は、自己紹介やPR文は必ず記載してください。アルバイト面接や就職活動と同じで、自分をアピールしないと受注は難しくなります。発注者が記載内容を指定しているときはもちろんのこと、指定していない場合も、経歴や資格、得意ジャンル、これまでの実績など自己紹介や自己PR文は必ず記載しましょう。
自己紹介やPR文をあらかじめ作成して保存していれば、多くの案件に応募する際もスムーズです。
締切日間近ではなく早めに応募する
クラウドワークスで仕事を受注するためにも、締切日間近ではなく早めに応募しましょう。締切日間近の案件は、募集期間ではありますが、すでに受注者が決まっている可能性があります。
早めに応募をすると、締切日を迎える前に受注できることは多いです。早い時期だとライバルが少なく、発注者とコンタクトが取りやすいです。求人が掲載された日に応募すると、翌日にはテスト案件に進むこともあります。
締切日間近に応募するより、早い段階で応募したほうが有利に働く可能性が高いです。
まずは簡単な仕事で実績を作る
まずは簡単な仕事で実績を作るのも、クラウドワークスで仕事を受注するためのポイントです。実績があれば、発注者は安心して仕事を依頼しやすくなるからです。発注者にとって、実績がない応募者に仕事を依頼するのは大きなリスクです。条件の良い仕事ほど、実績がないと受注が難しくなります。
まずは、タスク形式の仕事などを繰り返し、実績を作ることに注力しましょう。実績ができれば、受注できる可能性が高くなっていきます。
応募人数が多すぎる仕事は避ける
応募人数が多すぎる仕事に応募しても、良い結果が出ないことがほとんどです。各仕事の詳細ページで「応募した人」「募集人数」などの応募状況がわかります。
たとえば、応募した人が40人で、募集人数が2人の場合、倍率20倍です。このような、案件に応募して受注できるのは、発注者の求める条件に合致した人か実績豊富な人の可能性が高いです。
倍率は5倍以下など、できるだけ競争率が低い案件を選んだほうが受注確率は高くなります。
多くの案件に応募する
仕事を受注したい場合は、できるだけ多くの案件に応募しましょう。スキルや実績がないうちは、簡単には仕事が決まらないためです。実績がない初心者であれば、2〜3件応募して1件受注できればよい方です。
多くの実績ができたら比較的すぐに仕事を受注できますが、実績がないうちは、受注できるまでに時間がかかります。特に初心者の場合は、できるだけ多くの案件に応募したほうが良いでしょう。
毎日仕事を探す
クラウドワークスで仕事を受注したい場合は、毎日仕事を探しましょう。ほぼ毎日求人ページが更新され、新たな仕事が追加されるからです。そのため、毎日仕事を探すことで興味のある案件を見つけられる可能性が高くなります。新着案件をチェックできるため、早めの応募にもつながります。
仕事を受注したい場合は、毎日仕事を探すことがポイントです。
応募する際の注意点
クラウドワークスに応募する際は、契約金額を間違えないようにして、発注者が求める内容を記載してください。また、1件応募して結果が出るまで待つのは非効率なためおすすめできません。納期が間に合わないのに応募するのも良くないことです。
ここでは、クラウドワークスに応募する際の注意点について解説していきましょう。
契約金額を間違えない
クラウドワークスに応募する際の注意点の一つが、契約金額を間違えないことです。金額が間違っていたら「この応募者は仕事の詳細を確認していない」「ミスをしやすい人だ」など、発注者にネガティブな印象を与える可能性があるからです。
契約金額の入力欄は税抜表記となっています。発注者が提示している金額が税抜・税込どちらか確認をして入力するようにしてください。発注者にネガティブな印象を与えないためにも、契約金額を間違えないようにしましょう。
発注者が求める内容を記載する
クラウドワークスの仕事に応募する際は、発注者が求める内容を記載することが大切です。発注者が求める内容を記載しないと、選考を勝ち抜くことは難しくなります。
多くの発注者が仕事の詳細ページに「自己PR(200文字以上)、◯◯資格の有無、△△業界の実務経験の有無、1ヶ月の対応可能本数、これまでの実績」など、記載内容を指定しています
それなのに、指定された内容と違うことを記載していては「応募者はこちらの意図を理解していない」「仕事の詳細を確認していない」「こちらのニーズに応えられない」など、悪い印象を与えるので注意してください。
仕事に応募する際は、発注者が求める内容、もしくは求めると考えられる内容を推測しながら、自己PR文などを記載しましょう。
「1件応募して待つ」はしない
「1件応募したから結果が出るまで待とう」とすると、仕事を受注できるまでに1ヶ月以上かかる可能性があります。多くの人が応募するため、よほどの実績がない限り簡単には受注できません。条件が良い仕事ほど、ライバルは多くなります。
また、応募して結果がわかるまでに2〜3週間かかる案件もあります。そのため、1件応募して結果がわかるまで待つのは非効率です。待っている間に、多くの仕事が募集終了になります。
仕事を受注したいのであれば、1件応募して待つのではなく、できるだけ多くの案件に応募することが大切です。
納期が間に合わない案件には応募しない
納期が間に合わない案件には応募しないことも、注意点の1つです。受注したにも関わらず、納期が間に合わなければ、クライアントからの信用を失います。継続案件でも、契約解除となる可能性があります。
また、クライアントから悪い評価・レビューを付けられるでしょう。クラウドワークスではワーカーの評価をオープンにしているため、評価が悪くなるほど新たな受注が難しくなります。
仕事に応募する際は納期を確認し、明らかに間に合わない場合は無理せず応募を見送るのも大切なことです。
まとめ
クラウドワークスには、ライティングやアプリ開発、Webデザイン、データ入力、事務など、さまざまな仕事があります。会員登録をすれば、すぐに仕事を探せて応募が可能です。応募をする際は、ここで紹介した受注するためのポイントや注意点を参考にしてください。
クラウドワークスに興味がある方は、早速、会員登録をして仕事を探してみましょう。
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