クラウドワークスに登録した人がまず悩むポイントは、プロフィール設定の書き方です。
「仕事を依頼されやすいプロフィールの書き方はある?」「自己PRにはなにを書けば良いの?」このようなプロフィールの疑問をお持ちの人も多いでしょう。
この記事では、クラウドワークス経験4年の筆者が、プロフィールの書き方からポイントまでを詳しく解説していきます。
筆者プロフィール
筆者は、サラリーマンとして働きながらクラウドワークスで副業を行い、フリーランスになったライターです。
サラリーマン時代は、ライターとは無関係の業界にいたため、クラウドワークスがなければフリーランスになることはなかったと思っています。
そのため、自分を成長させてくれたクラウドワークスには感謝しています。
しかし、登録してすぐに稼げるようになったわけではありませんでした。
登録後の数ヶ月間は、月に数百円しか稼げない状態が続きましたが、約1年後には月10万円以上を稼げるようになりました。
稼ぐためにさまざまな試行錯誤をしましたが、その中でもプロフィール設定は大きな効果があったと考えています。
この記事では、筆者自身の体験から得たプロフィール設定のノウハウを余すことなく解説していきます。
クラウドワークスのプロフィールが大切である理由
まずは、クラウドワークスのプロフィールの書き方がなぜ大切なのかを理解しておきましょう。
なぜ必要なのかを理解できなければ、仕事の依頼につながるプロフィールは書けません。
クライアントに安心感を与えられる
結論として、クラウドワークスのプロフィールは「クライアントを安心させるため」だけにあります。
インターネット上で顔も年齢もわからない人に対して仕事を発注するクライアントは、総じて不安を感じています。
「期限までに納品してもらえるのだろうか?」「発注内容を正しく理解して求める成果を出してくれるのだろうか」
このような不安はもちろん、依頼内容に応じて考えられる不安はさまざまです。
プロフィールが重要だという話をすると、メッセージで打ち合わせをするから大丈夫だと考える人がいます。
しかし、多くのクライアントはメッセージでやり取りする前に、他の人に発注をしてしまいます。
プロフィールを見てもらったタイミングで、できる限りの信頼感を与えることが必要なことだとしっかり理解しておきましょう。
ミスマッチな依頼を受けなくて済む
クラウドワークスのプロフィール設定でもっとも大切なことは、クライアントの不安を取り除くことだとお伝えしました。
その他に、自分には不要な依頼メッセージが来にくくなるというメリットがあります。
例えば、筆者はライター業務をメインにクラウドワークスで仕事をしていますが、主に金融やビジネス関連の記事執筆をメインの案件を受注しています。
しかし、そんな筆者に対して「恋愛系の記事を書いてください」「料理の記事を書いてください」などの明らかに専門外な依頼が来ることがありました。
このようなミスマッチな依頼メッセージが増えると、単純に作業効率が悪くなってしまいます。
プロフィールに受けられる仕事の詳細を書くことで、不要なやり取りを減らすことが可能です。
また、依頼内容だけではなく、報酬単価で食い違いも多くあります。受注できる最低報酬を設定することでミスマッチを防げます。
クラウドワークスのプロフィールに設定する内容
ここからは、具体的にクラウドワークスのプロフィールに設定する内容を確認していきましょう。
一つひとつ確認していきますので、クラウドワークスの画面を見ながら進めてみてください!
プロフィール画像(顔写真を推奨)
まずは、プロフィール画像を設定していきます。
なぜか、多くの人がプロフィール画像を未設定のまま仕事をしています。
プロフィール画像は、ひと目でクライアントの信頼感を高めることができる項目です。
画像は、できる限り顔が見える写真がおすすめです。
筆者は証明写真を使用していました。
顔バレが困る人は横顔や後ろからの写真を使用しましょう。
それでも嫌な人は、似顔絵などもおすすめです。
重要なことは、クライアントの不安を取り除くことだと意識して設定しましょう。
表示用の名前
続いて、クラウドワークスでクライアントに表示される名前を設定していきましょう。
こちらは、問題なければ本名をおすすめしています。
もし、本名が難しければ、「本名にもありそうな名前」を推奨します。
クラウドワークスは、匿名で仕事を受けられることが魅力のサービスです。
だからといって、フザけた名前やアニメキャラの名前のワーカーに仕事を発注したいでしょうか?
そう思うクライアントは少ないはずです。
それだけで仕事を発注してもらえないリスクがあります。
本気で稼ぎたいのであれば、信頼感を与えられる名前を設定しましょう。
ステータス
ステータスとは、クラウドワークスのプロフィールアイコンの下に表示される項目です。
仕事の対応ができる状態かをお知らせする機能で、以下の3つから選択できます。
- 対応可能です
- 仕事内容によります
- 忙しいです
この項目は、迷わず「対応可能です」にしておくことを推奨します。
どれだけ忙しい状況でも、クラウドワークスを利用するつもりなら「対応可能です」で問題ありません。
なぜなら、対応可能にしたからといって、勝手に契約を結ばれるわけではないからです。
仕事を発注したいなと考えているクライアントは、「忙しいです」という言葉を見た瞬間にあなたを発注候補から外します。
わざわざ入り口を閉じる必要はありませんよ!
時間単価
続いて、プロフィールに表示される時間単価を入力していきましょう。
時間単価とは、時間単価でクライアントと契約した場合の時給だと考えて問題ありません。
初心者の場合は、最低でも下限を1,000円以上2,000円未満にしておくことをおすすめします。
なぜなら、時間単価が安すぎても高すぎてもクライアントを不安にさせる原因になるからです。
また、この時間単価は労働時間で契約する仕事にだけ適用されます。
クラウドワークスでは、時間報酬で支払う仕事は数が限られているため、あくまで自分の市場価値を知らせる目安金額だと思って良いでしょう。
稼働可能時間/週
稼働可能時間/週とは、あなたが1週間のうちに作業を行える時間のことです。
この項目は、最低でも10時間以上に設定しておくことをおすすめします。
なぜなら、10時間以下にしているとクライアントの発注候補から外されてしまう可能性があるからです。
無理な数字を設定する必要はありませんが、クライアントの候補から外れるくらいなら依頼を受けてから対応できるか考えることをおすすめします。
クラウドワークスの自己PRの書き方
ここまで、基本的なプロフィールの設定方法と書き方を紹介してきました。
続いて、特に重要となる自己PRの書き方を紹介します。
筆者は、ライターとしてクラウドワークスに登録しているため、ライター向けの書き方と経験談が含まれるということをご理解ください。
導入に挨拶文
自己PRには、まず簡単な挨拶文を書いておきましょう。
いきなり、仕事の詳細を書く方法も悪くはありません。
しかし、できれば簡単な挨拶を1行だけでも書いておくことをおすすめします。
インターネット上の関係だからといって、急なアピールは逆効果になる可能性があるからです。
冒頭に「プロフィールをご覧いただきありがとうございます」などの簡単な挨拶があるだけで、社会人としての柔らかい印象を与えることができるでしょう。
活動時間・連絡のとれる時間帯
冒頭で挨拶ができたら、次に具体的な活動時間と連絡のとれる時間帯を書いておきましょう。
なぜ、前半にこの項目を書くのかというと、発注を急いでいるクライアントを逃さないためです。
「いま連絡すれば返事が返ってくるかもしれない」と思わせることが大切です。
- 平日:18:00〜22:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
上記のように簡潔に活動時間帯を並べるだけで問題ありません。
これまでの実績・ビジネス経験
ここからは、実績やビジネスなどの経験に入っていきます。
これまでにクラウドワークスで受けた仕事があるのなら、公開できる実績を記載しましょう。
副業で行っている人は、本業でどのような仕事をしてきたのかも書くことをおすすめします。
実績やビジネス経験がひとつもないという人や学生などは、この項目は飛ばしても構いません。
得意分野・ジャンル
続いて、得意分野・得意ジャンルを書いていきましょう。
この項目は、できるだけ具体的に箇条書きを利用して書くことがクライアントの目に留まるコツです。
なぜなら、箇条書きで見やすくまとめることで、この分野の記事を書ける人を探していたというクライアントの目に留まりやすいからです。
特に、ライターとしてクラウドワークスを利用している人は、自分には価値がないと思っていた経験が仕事になる場合もあります。
これまでの保有資格やアルバイト経験、好きな音楽などをすべて書き出してみましょう。
最後に意気込み・メッセージ
プロフィールを最後まで読んでくれたクライアントに感謝を書きましょう。
そして、一言で書けるメッセージがあれば、プロフィールの締めに書くことをおすすめします。
気になった方は、「まずはメッセージを送ってください!」と伝えることも大切です。
「最後までプロフィールを読んでいただきありがとうございます」「誠意を持って対応致します。気軽にご相談ください」このような一文があるかないかでメ、ッセージの受信頻度が変わるでしょう。
仕事を依頼されやすくなるプロフィールのポイント
最後に、クラウドワークスで仕事を依頼されやすくなるプロフィールのポイントと豆知識を5つ紹介します。
それぞれを詳しく解説していきます。
自己PRの冒頭180文字を重要視する
冒頭180文字には、特にクライアントに伝えたい自己PRを書くことがおすすめです。
なぜなら、クライアントがワーカーを検索した場合、検索結果に冒頭の180文字までが表示されるからです。
これまでの実績や得意分野などが複数あり、180文字を超える場合、特に伝えたい項目を前半に書いておきましょう。
「この人は気になるな」「もう少し見てみたい」と思わせる内容を意識してみてください。
初心者アピールをしない
初心者アピールをすることは、仕事の依頼を遠ざけることだと理解しましょう。
お金をもらって仕事を受けようと思った時点で、あなたは「プロ」です。
「初心者ですが、頑張ります」「初心者なのでご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくおねがいします」
もし、あなたのプロフィールに上記のような文章が書かれているのなら削除しましょう。
削除しなければ、いつまでも初心者向けの低単価な仕事しか受けられません。
自分自身の価値を勝手に決めず、仕事後の評価で決めましょう。
検索されそうなキーワードを意識する
プロフィールには、クライアントに検索されそうなキーワードを意識した言葉を入力しましょう。
クライアントはクラウドワークス内の検索を利用してワーカーを探しています。
そのため、固有名詞や職種を記載しておきましょう。
筆者の場合、「仮想通貨投資」や「不動産投資」などのキーワード検索を経由して仕事の依頼がくることが多くなっています。
また、英語表記とカナ表記は検索は区別されて表示されます。
書き方に困った場合は両方とも書いておきましょう。
実績のある人のプロフィールを参考にする
クラウドワークスで活躍しているワーカー、または実績の多いワーカーのプロフィールを参考にすることをおすすめします。
ここまで、クラウドワークスのプロフィールにおすすめの書き方を解説してきましたが、すべてが正解ではありません。
仕事のジャンルやスキルによってもプロフィールの書き方は変化します。
ご自身に近く、実績のある人のプロフィールを読んで参考にすることも忘れないようにしてください。
クラウドワークスには、「プロクラウドワーカー」という実績の多い人だけが得られる称号があります。
まずは、プロクラウドワーカーとして活躍している人のプロフィールをチェックして参考にしてみてください。
定期的にプロフィールを修正する
最後に、定期的にプロフィールを修正しましょう。
なぜなら、時間が経つと自分自身も成長を含め、状況は変化していくからです。
明らかに古い情報をそのままにしていることがわかると、プロフィールを閲覧したクライアントのテンションを落としてしまう危険性があります。
ご自身の気持ちを再確認するためにも、数ヶ月に一度はプロフィールを見直すクセを付けておきましょう。
まとめ
この記事では、クラウドワークスのプロフィールの書き方を徹底解説してきました。
クラウドワークスで仕事を探しているクライアントにとって、ワーカーのプロフィールは信頼できるかどうかを見極める大切なポイントです。
「仕事ができるかできないか」や「スキルがあるかないか」はプロフィールで信頼を得たあとの話です。
これからクラウドワークスに登録する人は、この記事を参考にプロフィールを書いてみてください。
また、すでにクラウドワークスに登録して仕事をしている人も、現在のプロフィールを読んで見直すべき箇所がないか確認してみてください。
ぜひ、登録をして自分にできる仕事が募集されていないか確認してみてください!
地方での生活、育児・介護との両立など「地元ワーク」という新しい働き方を応援している「リモートビズ」では、IT関係の仕事を中心に場所を選ばない仕事を紹介してもらえます。Web系企業の直案件がほとんどで、高い報酬が特徴です。
- リモート可能な案件だけを紹介:時短や副業等、個人に合わせた仕事のスタイルが可能です!
- 豊富な直案件:リモートビズの案件はほとんどすべてが直案件!毎月の収入が不安定・不安という方も定期的で高額な収入先の確保が可能ですので、安心して働くことができます!
- キャリアコンサルタントが担当:仕事内容を把握しているコンサルタントがユーザーに寄り添った提案を行うことができます!
- 無料のオンラインサロン:リモートビズ登録者で無料のオンラインサロンを設けており、情報交換が可能です!
- フルリモート可の正社員紹介も対応:業務委託だけでなく、フルリモート可の正社員の案件の紹介も行っています!
リモート案件に興味がある方は、こちらをチェックしてみてください。