副業で人気がある仕事に、「Webライター」があります。
ネットメディアで記事を書く職業のことですね。
Webライターは未経験でも始められ、時間の確保が難しい方でも取り組みやすいため、注目度の高い副業です。
筆者も副業から始め、Webライターで生計を立てられるようになりました。
この記事では、副業でWebライターをする場合の目安となる月収やメリット、注意点を経験者としてお伝えしていきます。
目次
筆者プロフィール
独立して生計を立てている女性のWebライターです。
フリーランス2年目ですが、月収は30万円ほど稼げています。
現在は本業でWebライターをやっていますが、始めたときは会社員をしながらの副業でした。
副業でどれくらい稼げるのか、しっかり稼ぐためには何に気をつけたら良いのかなどを、経験を踏まえて解説していきます。
【体験談】Webライターの副業はいくら稼げる?
筆者の場合、副業時代のWebライターの月収は2万円〜3万円くらいでした。
これくらいの稼ぎで良ければ、そんなに難しくはないと思います。
副業に割いていた時間は、平均すると1日1時間強でした。
1時間で1,000円くらい稼げる仕事をしていたため、20日間で2万円ちょっと、という計算です。
仕事を多く受けすぎたときは、土日も少し対応したので、月収3万円くらいになる月もありました。
副業でWebライターをやるなら、2万円〜3万円くらいであれば、現実的な目標になると思います。
本業で残業が無くて時間がある方などは、5万円くらい稼げるかもしれません。
副業でWebライターをやるメリット
副業といってもWebライター以外にもアルバイトなどが考えられますよね。
どんな稼ぎ方が良いか迷っている方のために、なぜWebライターが良いのかお伝えしていきましょう。
自宅で副業ができる
Webライターの大きなメリットが、自宅で副業ができることです。
アルバイトなど多くの副業は外に出て店や事務所などで働きますが、Webライターは自宅で仕事が完結します。
筆者の場合、本業の会社の通勤で疲れ切った後に、さらにアルバイトの職場に出向くのは無理だと思いました。
クタクタになってしまい、本業も副業もぼんやりした状態で仕事にならないと考えられるからです。
その点、Webライターなら自宅でできるので、職場への通勤という疲労はありません。
副業が終わったらすぐに寝ることもできるので、体力的にはかなり助かりました。
他にも、家事や育児と並行して副業をしたい方などにも、自宅で副業ができることは大きなメリットになるはずです。
自宅を副業の職場にしたい方には、Webライターはかなりおすすめです。
未経験でも稼げるようになる
筆者もそうでしたが、未経験でも稼げるようになれるのがWebライターの良いところです。
文章を書くのが苦痛でない人なら、最初は上手く書けなくてもきっと稼げるようになると思います!
ライティングの仕事をこなしていくうちに、論理的な文章の書き方やタイピングが自然と身についていきます。
すると、高単価の案件を受注できたり執筆スピードが上がったりするため、時給3000円レベルのWebライターになることは難しくありません。
最初は、文章を書くのに時間がかかり、最低賃金を下回ってしまうこともあります。
しかし、頑張って成長できれば、アルバイトでは貰えないと思われる時給までレベルアップすることもできます。
筆者の場合、本業よりもWebライターの時給の方が高くなったところで、退職して独立しました。
未経験から始めた人でも、本業より効率良く稼げるようにった事例はたくさんあるため、みなさんの背中を押せたら良いなと思います。
独立を視野に入れられる
Webライターで本業よりも稼げるようになったら、独立も考えられます。
本業の会社を辞めたいと思っている方にもおすすめです。
本業を辞める場合、退職する前に転職先などを見つけておきたいですよね。
ですが、業界や年齢によっては魅力的な転職先がないケースも多いです。
それなら、ひとまず副業でWebライターを試してみてはいかがでしょうか?
やってみて向いてないと思ったら別の仕事を探せば良いですし、得意だと感じたらWebライターで独立できるかもしれません。
ストレスがあって会社を辞めたい方、もっと効率良く稼げる方法を探している方は、副業でWebライターを試してみてはいかがでしょうか。
副業でWebライターをやる際の注意点
副業でWebライターをやる前に、注意しておきたいポイントを解説していきます。
どれも自分が経験したことなので、これから副業を始める方は同じ失敗をしないようにしていただければと思います。
会社で副業が禁止されていないか確認する
副業を始める前に、本業の会社で副業が禁止されていないかどうかを確認しておきましょう。
公務員など一部の職業では、副業が禁止されているからです。
副業の禁止規定があるのにもかかわらず副業をしてしまうと、懲戒処分の対象になる可能性があります。
副業で少しのお小遣いを稼ごうとしただけなのに、本業を失ってしまっては、元も子もないですよね。
また、副業は会社にバレる可能性があります。本業と副業の収入を合算して所得税や住民税が決定するからです。
住民税の決定通知は会社に届くので、税額が高額になっていると、経理の担当者に怪しまれてしまうかもしれません。
副業が禁止されていなければ、バレても堂々としていて良いと思います。
しかし、禁止されている職場の場合、即座に処分が下るかもしれません。
「バレなければ大丈夫」などとは考えず、禁止されている場合は諦めましょう。
ちなみに、筆者の会社は副業の禁止規定はなかったため、特に問題はありませんでした。
副業解禁の動きもあるので、世の中の流れとしては副業禁止のルールは撤廃されて行くと考えられます。
本業に支障が出る量を受けない
Webライターは、仕事の受注量をある程度は自分でコントロールできます。
それはメリットでもあるのですが、失敗してしまうと、本業に支障が出るほどの仕事量を副業で受けることになってしまいます。
一番大切な本業を圧迫するほどの仕事量は受けないようにしましょう。
筆者も、過去に副業で仕事を受けすぎてしまったことがあります。「できるだろう」と思って受けたのですが、本業が忙しくなってしまったのです。
副業の成果物を納期までに納品するためには、24時間寝ずに2週間働き続けなければいけないというレベルのスケジュールになってしまいました。
クライアントに事情を話し、精一杯謝罪した上で、納期を延ばしてもらえないか相談しました。
ですが、クライアントからすれば「ウチの仕事を副業扱いして、他の仕事が忙しくて約束どおりできなくなったなんて、とんでもない!」と思いますよね。
大変怒らせてしまい、その時点で取引は打ち切りとなりました。
本業・副業の仕事の見通しが甘かった筆者が悪かったため、打ち切りになったのは当然です。
しかし、本業を抱えつつ副業をする人には、誰でも同じようなことが起こる可能性があります。
本業を圧迫するレベルでの仕事を受けるとどちらかが破綻するので、気をつけるようにしてください!
苦手なジャンルの仕事を受けない
苦手なジャンルの仕事を受けないことも、Webライターがしっかり稼ぐためには重要なポイントだと思っています。
例えば、美容やダイエットに詳しいのであれば、その得意ジャンルのライティングを受注します。
逆に、旅行や釣りは苦手だと思ったら高単価でも受けないということです。
なぜなら、苦手なジャンルは詳しくないため、調べ物に膨大な時間がかかり、記事執筆に時間がかかってしまうからです。
どんな内容を書くべきなのか、ライティングに着手する前の調べ物に大きな時間を割くことになります。
これでは、1記事を完成させるのに膨大な時間がかかります。
その割には、あまりクオリティが高くない記事になることもしばしば……。
Webライターは1記事1,000円など固定報酬であって、時給制ではありません。
よって、しっかり稼ぐためには、あまり時間をかけずにクライアントが納得する記事を書く必要があります。
苦手なジャンルの記事では時間ばかり過ぎてしまうため、時給換算にすると雀の涙になってしまいます。
Webライターとして稼ぎたいなら、自分がサクサク書けるジャンルに絞って仕事を受注すると良いでしょう。
時給が低すぎないか確認する
Webライターで稼ぎたいなら、報酬を時給換算して、良いと思ってから仕事を受注しましょう。
近年ライティングの報酬は下がってきているため、時給換算すると最低賃金を大きく下回っていることもしばしばです。
1文字0.02円など驚くほど低単価な仕事も散見されるので、安易に受けてはいけません。
これだと1時間で1万文字の人間離れしたスピードでも、たったの時給200円。
信じられない低報酬です。
固定報酬の仕事の時給を確認するには、まず自分の執筆速度を知る必要があります。
タスクなど簡単な作業系の案件をこなして、自分が1時間に何文字くらい執筆できるのか測ってみましょう。
1時間で1,000文字〜2,000文字くらい書けていれば、専業のWebライターとして独立も視野に入れられると思います。
1文字1円の仕事を受けられれば、時給1,000円〜2,000円になります。
副業としても本業としても、十分な報酬と言えるのではないでしょうか。
しかし、ライティング経験が無い初心者の場合、1時間で500文字書くのもキツイという方も多いです。
また、1文字1円よりも低い単価の仕事しか取れない……というケースもあります。
かなり時給は下がってしまいますが、ライティングに慣れて執筆速度が上がるまでは、受け入れざるを得ないと言えます。
逆に、「この単価で1時間に1000円稼ぐには、1時間で何文字書かないといけない」のように目標を計算して、執筆速度を上げるよう工夫していきましょう。
特に、副業の方は限られた時間をライティングに充てることになります。
納得できる報酬をもらえるのか、自分が成長すれば十分な報酬になるのかなど、報酬額に関しては何度も確認する癖をつけるようにしましょう。
まとめ
副業でWebライターをやる場合の月収の目安やメリット、注意点などを解説しました。
未経験から始めた人でも、月収2万円〜3万円は十分に目指せるのがWebライターの良いところです。
向いている人なら本業の収入を超えて独立できるかもしれませんし、まずは試してみてはいかがでしょうか?
こちらでは、筆者がWebライターとして稼いだ方法をわかりやすく解説しています。
これから始めたいと思っている方は目を通しておくべきでしょう。
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