働き方改革での残業時間の減少や新型コロナウイルスで失業してしまった人でも、誰もが在宅で仕事を探せるサービスが「クラウドワークス」です。
しかし、「クラウドワークスは稼げない」という声がインターネット上に多いこともまた事実です。
この記事では、クラウドワークスが稼げないと言われる理由はなぜなのかについて解説していきます。
加えて、現在フリーランスとして仕事をしている筆者が考える、稼げるようになるためのコツも紹介します。
これからクラウドワークスで頑張って稼ぎたいという人の参考になれば幸いです。
目次
【体験談】未経験からクラウドワークスで月20万円稼ぐまで
まずは、筆者のプロフィールからクラウドワークスを始めてから稼ぐようになるまでの体験談を紹介していきましょう。
筆者プロフィール
筆者は現在30代前半、主に「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったのクラウドソーシングサイトからの収入で生活しているフリーランスライターです。
20代の頃は中小企業で営業職のサラリーマンをしていましたが、生活が厳しいことを理由にクラウドワークスで副業をスタートしました。
副業を開始してから約5年かけて会社を退職し、フリーランスとして生活するようになりました。
パソコンスキルが全く無い状態だった筆者が、フリーランスになれるまでの軌跡は続きで紹介していきます。
クラウドワークスを始めたばかりのころ
筆者がクラウドワークスを始めたばかりのころは、パソコンを持っていない状態だったため、まずはスマホアプリで会員登録をしました。
アプリでは、お小遣いアプリの感覚でアンケートに答えたり短い文章を書く仕事を試してみました。
しかし、スマホで応募できる案件が少ないため数百円しか稼げず継続を断念してしまいました。
簡単に諦めていたのですが、やはり在宅ワークへのあこがれは収まりませんでした。
そこで、数ヶ月後にパソコンを購入して新たにクラウドワークスをスタートしました。
パソコンがあっても、スキルなしの未経験から始められる案件はブログ記事のライティングなどの文章作成のみでした。
具体的には、文字単価0.5円で2,000文字程度の記事を書いて1,000円という案件がメインでした。
1,000文字書くには1時間以上かかるため、時給は500円以下と苦しい状況。
それでも、副業として在宅ワークができる喜びの方が大きかったことを覚えています。
時給が低いことに挫折するかしないかが、さらに稼げる人と稼げない人の違いになってくるでしょう。
クラウドワークスで月20万円稼ぐまで
続いて、クラウドワークスで月20万円以上稼ぎ、フリーランスになるまでの流れを紹介していきます。
クラウドワークスをスタートして約半年間、文字単価0.5円で2,000文字の仕事を月10本程度作業して、毎月1万円程度稼いでいました。
しかし、作業時間に見合わない報酬の仕事に限界を感じ、さらに文字単価の高い仕事への応募に挑戦していきます。
10件に応募して1件受かるペースでしたが、着実に高単価案件を増やすことができました。
高い報酬の案件では専門的な知識が必要だったり、念入りなリサーチが必要な案件が多いため難易度が高くなっています。
難易度の高い案件を進めるうちに、自分自身のスキルと実績数が増えていき、文字単価1円以上の案件に受かりやすくなりました。
また、クラウドワークス内での実績と評価が増えてくると企業から直接メッセージで依頼が来ることがあります。
直接依頼は高単価になりやすく、文字単価が4円以上という案件もあったほどです。
クラウドワークスで副業として10万円以上稼ぐためには、作業量よりも単価アップを意識することが大切だとわかりました。
つまり、クラウドワークスで稼げないというのはウソです。
初心者でスキルなしでもやるべきことを確実に行えば稼ぐことは可能でしょう。
「クラウドワークスで稼げない」と言われる理由
クラウドワークスが稼げないと言われる理由を紹介していきます。
ネット上にあふれている稼げない情報の大半はこの2つに当てはまっています。
理由①:時給計算しているから
クラウドワークスで受注できる仕事は時給計算ではなく、成果報酬型の案件が多いです。
時給で働くアルバイトと違い、成果物を納品することでやっと支払いが確定します。
また、初心者向けの仕事は単価自体も低く作業も遅いため、時給換算すると500円以下となることも多いでしょう。
アルバイトとして雇われると時給1,000円程度を安定して稼ぐことができるので、クラウドワークスの仕事がバカバカしくなってしまう気持ちもわかります。
しかし、アルバイトよりもクラウドワークスで直接受ける仕事は自分の成長につながることが多いです。
筆者がそうだったように、初心者でも諦めずにコツコツと実績を増やせば、結果的に時給1000円以上を稼げます。
下積み時代だと思って地道にスキルアップしていきましょう!
理由②:在宅ワークのメリットを無視しているから
続いて、クラウドワークスは稼げないと言われる理由は、在宅ワークのメリットを無視している場合があります。
単純に稼いだ金額だけを比較すると、誰もが「クラウドワークスは稼げない」と感じてしまうでしょう。
比較するためには、収入以外の面を含めて在宅ワークとアルバイトを比較しなければなりません。
以下では、筆者が在宅ワークで感じた具体的なメリットを紹介します。
- 家から一歩も出ずに稼げる
- 子供が熱を出しても大丈夫
- 仕事量を自由に調整できる
- 通勤時間ゼロ
このメリットを見て、それでも「クラウドワークスは稼げないからダメだ」と言い切れるでしょうか?
筆者は、子供の急な発熱や会社への通勤時間を非常にストレスに感じていたため、金額が少ないことよりもメリットの方が大きかったです。
ここで在宅ワークに魅力を感じない方は、クラウドワークスの利用には向かない可能性があります。
働く人によって個人差があるので、それぞれの環境に合わせたメリットとデメリットを考えてみてください。
クラウドワークスで稼げない人の特徴
クラウドワークスで頑張っているのに稼げない人には共通した特徴があります。
ここでは3つの特徴を具体的に紹介します。
特徴①:タスク案件だけで稼ごうとする
タスク案件とは、事前の打ち合わせや契約不要な案件のことです。
作業をするだけですぐにお金になるため、クラウドワークス内でも人気の仕事です。
しかし、このタスク案件だけに集中してもまとまった金額を稼ぐことは難しくなります。
なぜなら、早い者勝ちなので高額案件はすぐに締め切られてしまうからです。
時間い余裕がない人は、単価が低い案件ばかりで消耗することになってしまいます。
登録したばかりの初心者が、文章を書くためのトレーニングとして行うのなら良いですが、タスク案件だけで稼ぐことを目的にするのはおすすめしません。
直接契約が必要な仕事への応募は勇気が必要ですが、基本的な文章を書ける人であればタスク案件と変わらない仕事ができるはずです。
いつまでもタスク案件でお小遣い稼ぎをするのではなく、仕事として働くことで自信にもつながるはずです。
特徴②:複数の仕事に応募しない
固定報酬型の仕事はタスク案件とは違い、1件に応募したからといって必ず採用されるわけではありません。
不採用が続いても自信を失わず複数の仕事に応募することが、複数の採用につながります。
筆者が、月10万円以上稼げるようになった頃を思い返しても、10件中1件の提案が採用されるかされないかの確率でした。
とにかく当たるまで数を打ち続けることを意識しましょう!
あまりにも採用されない場合は、提案文章が問題の可能性があるため見直すことをおすすめします。
特徴③:低評価を受けてしまう
クライアントから低い評価を受けることは、クラウドワークスで稼げない原因に直結してしまいます。
クラウドワークスでは、仕事後にクライアントから仕事の質や対応がどうだったかを星5つで評価してもらう制度があります。
基本的に、星3以下の評価では仕事に応募しても受かりにくくなってしまいます。
理由は、「この人は納期を守らないのではないか?」「仕事が雑なのではないか?」とクライアントを不安にさせてしまうからです。
全ての仕事で常識を守った対応をすることで、星4以上の評価を維持しましょう。
クラウドワークスで稼げない仕事のカテゴリ
クラウドワークスにはさまざまな仕事の種類があります。
ここでは、2つの稼げないカテゴリとその理由を紹介します。
カテゴリ①:かんたん作業
クラウドワークスにある「かんたん作業」案件は稼げない仕事のカテゴリです。
「ライバルが多いこと」と「単価が低すぎる」が稼げない理由です。
かんたん作業はデータを入力するだけだったり、アンケートに答えるだけなど誰にでもできる仕事が多く、ライバルが多いです。
加えて、特別なスキルが必要ないため仕事の単価が低くなっています。
データを入力するだけの単純作業では、どれだけ作業の早い人でも時給換算で300円前後が相場でしょう。
カテゴリ②:テープ起こし・文字起こし
テープ起こし・文字起こしとは、録音された音声や映像を文章に書き起こす仕事です。
聞いたままを文章にするだけの単純作業が中心の場合は、単価が低くなっています。
また、高単価だと思って応募しても、専門用語が多く聞き取れない部分があったり音質が悪く、予想以上に時間がかかる場合もあるため注意が必要です。
それでも、テープ起こし・文字起こしカテゴリで稼ぎたいかたは、インタビュー音声や対談をわかりやすくおもしろく書き起こせるライターを目指すことをおすすめします。
単純作業ではなく、オリジナル文章を書けるライターはクラウドワークスでも重宝されています。
クラウドワークスで稼ぐためのコツ
最後に、実際にクラウドワークスで稼ぎたいかたが稼ぐためのコツを紹介していきます。
紹介する4つのコツを意識すれば初心者でも稼げるようになるはずです。
コツ①:プロフィールを充実させる
あなたはクラウドワークスに登録はしているけど、プロフィールが空欄のままではありませんか?
プロフィールが空欄だとクライアントは、この人に仕事を依頼しても大丈夫かどうか判断ができません。
書くスキルや経験がない人も、1週間で作業できるおおよその時間や仕事やアルバイト経験などでも良いので、できる限り具体的な情報を伝える努力をしましょう。
また、さまざまなキーワードをプロフィールに入力しておくことで、クライアントからのプロフィール検索にヒットしやすくなり、直接依頼にもつながります。
コツ②:初心者はまず評価を増やす
クラウドワークスを始めたばかりの初心者は、まずは実績と評価を増やすことを意識しましょう。
なぜなら、実績と評価の数は信頼の証明に効果が高いからです。
低単価の案件でも良いので、真面目に取り組んで高評価と実績数を増やしてください。
最低3件ほど評価が増えたところで、高単価の案件に応募していきましょう。
高評価が続いているだけでも採用される可能性が高くなります。
コツ③:提案文のフォーマットを作る
クラウドワークスのプロジェクト型案件に応募する場合は、クライアントに提案文(応募文)を送ることで採用の可否を判断されます。
複数の案件に応募する場合、それぞれ1から提案文を書いていると時間がかかってしまいます。
そこで、提案文のフォーマットとテンプレートを作成しておきましょう。
テンプレートで送るのは失礼だと考えるかたも多いですが、当然案件によって必要な情報の選定と文章の追加は行います。
最低限の情報をテンプレートにすることで、書き漏れを無くし、素早く応募できるなどメリットが多くなります。
コツ④:クラウドワークス以外にも収入源を作る
クラウドワークスは、在宅ワークができるクラウドソーシングサイトとして最大手の会社です。
今後も継続して在宅ワークで稼ぎたいと考えているかたは、必ず他のクラウドソーシングサイトにも登録しましょう。
なぜなら、クラウドワークスを利用しないクライアントも多く、他のサイトに登録していないだけで、ご自身に合った案件を見逃す可能性があるからです。
特に、有名なサイトには「ランサーズ」があります。
細かな違いはありますが、クラウドワークスと同じように利用できます。
また、今後新しいクラウドソーシングサイトが生まれることも考えられます。
安定して稼ぐためには収入源を分散させることが大切だと知っておきましょう。
まとめ
クラウドワークスが稼げないと言われる理由の解説と、稼ぐためには何を意識すべきなのかを紹介してきました。
この記事で紹介したことは全て、筆者が実際に体験して学んだ内容です。
パソコンも使えなかった筆者でもクラウドワークスで安定した収入を得られるようになりました。
真面目に働ける人なら同じく稼ぐことができるでしょう。
ネット上には、クラウドワークスや在宅ワークは稼げないなどのネガティブな情報が多く、なかなか行動できずにいた人も多いと思います。
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