プログラミングのスキルは学ぶ意欲さえあれば必ず習得することが出来ます。
ですが、習得して実際に仕事が出来るようになるまでのスピードは人によって様々です。
数か月程で仕事を受注し始める人もいれば、反対になかなか思うように成果が挙げられない人。
中には途中で挫折してしまい辞めてしまう人もいます。
人によって多少の向き不向きが出てしまうこともありますが、プログラミングの上達スピードに関しては学習の進め方であったり、やり方次第で大きく変わってきます。
副業として稼ぐため、あるいはフリーランスとして独立するためなどでこれからプログラミングを学んでいく方や既に現在学習中の方にとって、プログラミング学習を進めていく上での注意点について4つご紹介していきます。
いきなり分厚い参考書で勉強を始める
初心者にありがちなミスの一つが最初からいきなり分厚い参考書で勉強を始めようとしてしまう事です。
分厚い参考書を買った直後はやる気に満ち溢れ学習意欲も上がるかもしれませんが、いざ勉強を始めようとすると文字が多すぎて読むことに精一杯で実践が疎かになってしまったり、初心者には内容がいきなりは理解出来なくて途中で挫折してしまったり。
プログラミング学習は自身が作りたいものに合わせて必要な知識だけを学べばよいので沢山の情報を学ぼうとする必要はありません。
そして何よりも継続することが一番重要なので、いきなり挫折してしまわないように参考書はあくまで補助的に使う程度の方が良いです。
丸暗記しようとする
プログラミングは暗記すればよいというものではありません。
まじめな人ほど文法などを全て丸暗記しようとしてしまいがちですが、実際のプログラミングの仕事では一つ一つ暗記した知識を使いながら作業を進めていくというよりかは、一通りの流れや仕組みを理解しておきそれらの知識を使いながら作業をしていき、解らない箇所が出てくればその都度ネットで調べながら解決していくという流れになります。
学習の際にも同じことで一つ一つを覚えていこうとするのではなく、流れや仕組みを理解したら実際にコードを書きながら経験値を増やしていくということが上達に繋がっていきます。
その点では問題が起きても調べて解決することが出来る検索力のスキルが必要になる仕事とも言えます。
知識ばかりを学んで実践しない
これは先程にも少し触れましたがプログラミングはとにかく実践していくことがとても重要になります。
実際に手を動かさずにネットや参考書などの情報を見ながら学ぶことばかりに時間を使ってしまっているとなかなかスキルは身に付きません。
作りたいサービスやジャンルによってはそれなりに知識を学ばないといけないケースもあり、ついついコードを書くことを忘れてしまう時もあるかもしれませんが、プログラミングは慣れというのもあるので比較的に初心者のうちはコードを書くことを重点的に学習を進めていくことをお勧めします。
そうする事で徐々にコツを掴めたり、コードを書くスピードも速くしていくことが出来ます。
分からないところを全て一人で解決しようとする
問題が起きた時に自身で調べて解決することは勿論大切ですが、とは言っても初心者のうちはネットの情報を見ただけではなかなか解決出来なかったりと調べれば調べるほど余計分からなくなってきてしまう場合もあります。
自身で一度調べてみてそれでも分からない場合は知り合いに聞いてみたり、もし周りに聞ける人が居ない場合はネット上のサービスやSNSなどを利用してプロに相談してみるなどが良い解決策と言えます。
まとめ
プログラミングは始めたての頃は分からないことばかりで辛いかもしれませんが、慣れてくると徐々に楽しくなってきてスムーズに作業も進められるようになるので、効率よく学んで上達していきましょう。
<参考リンク>
・Sideline Interview001:Eigtmedia Shino氏(前編)