昨今、副業押せ押せムードが吹き荒れていいます。副業を認める企業も増えており有名企業で挙げるとリクルートや富士通、ロート製薬、日産自動車も「やっちゃえ副業」と業種問わず多くの企業が副業を認めています。
「給料が上がらない」
「手取りが低い」
金銭的な不安がある人で副業にチャレンジしたい人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、副業にチャレンジといってもなにをすれば良いか分からず、ただ時間を無為に過ごすといった状況に陥らないように副業の選び方をご紹介します。
労働にも種類があるのをご存知でしょうか。それは下記のように分類されます。
・労働集約型
・資本集約型
・知識集約型
労働の種類を知って自信にあった副業を選びましょう。
労働集約型とは
労働集約型とは、ビジネスを行う上で労働力への依存度が高い事業です。業種の例を挙げると、接客業や介護、飲食業が挙げられます。
労働集約型の副業とは労働時間に対してお金が貰えることを指します。わかりやすい例がアルバイトです。アルバイトは時給が決まっていて、1時間1,000円ならば、5時間で5,000円、10時間で10,000円と決まっています。
つまり、労働の成果に関係なく働いた時間分だけ対価を得ることが出来ます。しかし、本業終わりに別の会社でアルバイトをするのは体力的にもスケジュール的にも難しいです。
労働集約型(アルバイト、)の副業を選ぶかたでオススメの人は
・体力に自信がある
・本業の就業時間が決まっており、残業や休日出勤がない
・すぐにお金が欲しい
このような人におすすめです。
資本集約型とは
資本集約型とは、ビジネスを行う上で労働力より設備投資の依存度が高い事業です。業種の例を挙げると製造業、ガス産業、電気業などが挙げられます。
副業で資本集約型ビジネスを選ぶのはあまり現実的ではありません。設備投資額がかかりますし、現金の回収も不安定でリスクが大きすぎます。
強いてするならば製造業です。ハンドメイドでアクセサリーや服、雑貨などの商品を作り、顧客や販路を確保したうえで設備投資して規模を大きくしましょう。しかし、そこまでいくならば副業ではなく本業(起業)です。
副業としての資本集約型は知識として頭にいれておきましょう。
知識集約型とは
知識集約型とは、ビジネス行う上で知識労働への依存度が高い事業です。業種の例を挙げると、コンサルタント、弁護士、税理士、会計士等が挙げられます。どれも高給取りの代名詞ですね。
副業としてオススメなのがこの知識集約型労働です。
なぜオススメなのかというと時間単価に上限がないからです。先程ご紹介した労働集約型であるアルバイトは時給はよくて1,000円ですよね。1時間どんなに頑張っても1,000円です。昇給はほぼ見込めません。
しかし、知識集約型ならば自身で営業やサービス開発を行うことで単価を決めれる、また発生させることができるために時間単価に上限がありません。
しかし、知識といっても自分には人に売れる知識がないとガッカリされる人もいるはずです。そんな人は知識を付ければいいのです。
知識集約型の業種の例では弁護士や税理士の資格職を挙げましたが、それ以外にも多くの知識労働はあります。
・プログラマー
・アフィリエイト
・株式投資
・FX投資
・不動産投資
上記のように、今から勉強を始めて個人で出来る知識労働はたくさんあります。
知識労働のメリットデメリットを把握しよう
副業のオススメとしてご紹介した知識労働ですが、デメリットもあります。それをキチンと把握したうえで、チャレンジしてみてください。
知識労働のメリット
・時間単価に上限がない
・自身で柔軟にスケジュールを決めれる
知識労働のデメリット
・必ず稼げれるわけではない
・損をする可能性がある
知識労働を圧倒的に稼げれるというメリットがあります。しかし、アルバイトと違い働いた時間分だけ必ずお金が貰えるというわけではありません。副業でなにか始めたい方はそれぞれのメリットデメリットを見極めて下さい。
<参考リンク>
・Sideline Interview001:Eigtmedia Shino氏(前編)