仕事、家事、育児と毎日忙しいママ。「すべてを完璧にやらないと!」と、がんばり過ぎるとストレスがたまり軽い「うつ」のような状態になってしまうことがあります。しかも時間に追われて、心身ともに疲れ果てていることに気づかない場合も。
そこで日々の仕事、家事、育児に追われてストレスでうつを感じることがあったら、ぜひ実践して欲しいことをお届けします。
目次
ストレスのサインとは?
毎日フル稼働でがんばり過ぎると、些細なことで怒ってしまったり、ダラダラしている人が許せなくなったり、今までは笑ってスルーできたこともできなくなってしまうことがあります。
いつものような自分でいられなくなったら、ちょっと休憩が必要かもしれません。
そこでに一般的なストレスのサインとはどんなものか見て行きましょう。下の項目の中で、以前よりも増えたなと感じる内容があれば、もしかしたら無理してがんばり過ぎているのかもしれません。
<一般的なストレスのサイン>
□肩こり、腰痛、頭痛、眼の痙攣が疲れ。めまいや耳鳴り
□胃痛、便秘や下痢
□イライラ
□涙もろくなる
□以前に比べ、睡眠がうまくとれなくなった
□食欲の変化
□食べ物の好みが急に変わる
□性欲減退
□発汗量が異常に増える
□過度の心配性になる
□今まで楽しいと感じていたものが、つまらなく感じる
□やる気の低下
□頻尿
あなたはいくつ当てはまったでしょうか。せびチェックしてみて、今の自分の状況を把握してみてください。
うつを感じたら早めの対策を心がけよう
日々のストレスでうつを感じるようになったら、まずは自分の状況を受け止め、立ち止まることが大切です。そのうえでなるべく人に相談をして、早めに自分らしさを取り戻せる方法を試してみてはいかがでしょうか。そのいくつかの方法を紹介します。
うつを感じたら自分に「いいね」をして、「手放すリスト」を作ろう
どれだけ自分がいろいろなモノを背負い、ため込んでいるか思い返してみましょう。きっと、たくさんの「〇〇しないといけない」があがってくるはずです。ひとりの背中にそんなにたくさんの「するべきこと」を背負っている自分を、まずはしっかりと褒めてあげて欲しいです。
そのなかで少しずつ「手放す」ことをしてみてはいかがでしょうか。
おすすめなのが、「やらなくてもいいリスト」を作ることです。
やらなくても生きていけるものは、世の中にたくさんあります。そういうものはどんどん違う方法に変更して、まずはママの負担が軽減できる術を見つけましょう。
もちろん旦那さんの協力は必須です。できる限り話し合って、協力してもらいましょう。
心身をクリアにする方法を探ろう
仕事、家事、育児から離れ、「自分」に戻れる時を確保することは、ママにとってはとても大変なことかもしれません。忙しい時はトイレが唯一、ゆっくりできる場所、なんてこともあります。
そこでロールオンタイプのアロマを生活に取り入れ、ストレスが溜まる前に、ちょっとずつ息抜きをしてみてはいかがでしょうか。
うつやイライラを感じたら、ポケットに忍ばせておいたロールオンタイプのアロマをサッと首筋にひと塗り。それだけでやさしい香りに心が癒されるはずです。
スプレータイプと違い、周囲に飛散しないとためまわりに気づかれにくく、音もでないためどこでも使用可能です。
また瞑想もおすすめです。トイレや寝る前に行うと、リラックスできます。忙しい中での至福の時間を、無理矢理でも自分で作ってしまうのです。
そうすると生活の中に、ほんのりと癒しの時間がともり、気持ちをふくよかにしてくれるかもしれません。
「好き」や「得意」を大切にしよう
「〇〇をしていると楽しい」「時間を忘れる」というような没頭できる趣味はありませんか。もしくは独身時代はあったけれど、「子どもがいるから無理」とあきらめていたことはありませんか。
そういう「好き」を封印すると、ふつふつとストレスになりがちです。大変な時こそ、「好き」や「得意」を大切にするとストレスに逃げ道ができるので、おすすめです。
たとえば油絵を描くことが趣味だったが、子どもがいてはそれは難しいと感じるならば、小さなイラストを隙間時間に描いてブログにアップするだけでも自己肯定感が変わってくるはずです。
それがのちのち、副業につながる可能性もあります。
「好き」は、「得意」の芽です。隙間時間を使って「好き」を追求して得意なものを伸ばしていってはいかがでしょうか。
そうすると「仕事をする自分」「育児をする自分」、そしてもう一人「好きなことをする自分」というように、違う自分になれる時間が生まれます。それはちょっとした逃避かもしれません。しかし心身がリフレッシュできれば、それに越したことはないですよね。
うつが続き心配な時は、専門家に相談しよう
うつが続き、しんどい場合は、無理せず専門家に相談しましょう。心療内科に行くことをおすすめしますが、もしその勇気が持てず、周りにも相談相手がいない場合は、電話相談という手もあります。
厚生労働省のホームページには、「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)」などの電話番号を公開しています。
家族や知人には話せないことでも、電話でなら思いのたけを話せるかもしれません。自分を逃がす方法を知ったうえで、あなたらしくゆったりと過ごせたらいいですね。
厚生労働省のホームページはこちら
<参考リンク>
・「家事と育児が大変!」と悩むママをサポートする、家事代行サービスの仕事とは?