会社員の副業に人気があるのが「ランサーズ」などのクラウドソーシングです。
パソコンやスマホがあればできる仕事が多いため、自分の都合が良い時間帯に副業ができることが魅力です。
この記事では、ランサーズの副業ではどれくらい稼げるのか、またメリット・デメリットは何かを解説していきます。
これから副業を始める方は、この記事をランサーズで稼ぐヒントにしていただければと思います。
目次
筆者プロフィール
独立して生計を立てている女性のフリーWebライターです。
フリーランス2年目ですが、月収は30万円ほど稼げています。
副業時代を含めると、5年近くランサーズを使っています。
この記事では、実体験を基にランサーズでの副業はどれくらい稼げるのか、ランサーズを使うメリット・デメリットなどを解説していきます。
【体験談】ランサーズの副業は実際いくらくらい稼げる?
筆者の場合、ライティングでまとまった量の記事の依頼を受けることができたので、初心者の頃から1ヶ月で2万円ほど稼いでいました。
副業に費やした時間は、平日の仕事の後に2時間ほどが基本で、終わらない場合は土日にも少しやっていました。
1ヶ月に平日が20日あると仮定すると、平日2時間の副業は1ヶ月で40時間になります。
単純計算で、時給500円で仕事をしていたことになります。
これだと、正直に言えば「アルバイトの方が良いのでは?」と思いますよね。
経験を積むに従って高単価の仕事を受注できるようになり、独立するに至りました。
筆者の場合、もともとライティングのスキルが皆無というわけではなかったため、素早く執筆できクライアントからの修正依頼も少なかったため、1ヶ月で2万円程度はすぐに稼げました。
しかし、初心者や副業の方だと1ヶ月2万円でも多い方だと思います。
目安は1ヶ月で5,000円前後
初心者や副業の方だと、1ヶ月で5000円前後稼ぐのが目安になると思います。
実際、データ入力などの簡単な仕事をスキマ時間にやった場合、3,000円~5,000円程度の収入になります。
経験が浅い人でもできる仕事は単価が低いですし、副業の方はスキマ時間で作業するので、まとまった量の仕事を受けられないため、1万円も稼げないのが普通と言えます。
実際に、ランサーズでライティングの仕事をしたら1ヶ月でどれくらい稼げるのか考えてみましょう。
ライティングのジャンルでよくあるのが、文字単価0.2円の依頼です。
1000文字の記事を納品すると200円もらえるのですが、これに挑戦する場合、みなさんの場合はどれくらい稼げそうでしょうか?
最初は1000文字を書くのも大変で、1時間以上かかってしまう方も多いと思います。
ここでは1時間で1000文字書けたとして、時給200円で計算していきます。
平日1時間、土日は3時間作業するとして、1週間で11時間作業できます。
1ヶ月を4週間と見積もると、全部で44時間の作業時間がありますね。
時給が200円なので、8,800円稼ぐことができます。
ここからランサーズの手数料20%が差し引かれるので、ライターの手取りは7,040円です。
1時間に1,000文字のペースを落とさずに執筆しても、1ヶ月では5,000円を超えるものの、1万円は超えないのが普通と言えます。
以上のように、初心者や副業の方でも取り組みやすい仕事は低単価なことが多く、あまり高収入は期待できません。
独立するためにスキルアップしたい方は低単価でも頑張れるかもしれませんが、「アルバイトした方が得だな」と思う方には、ランサーズの副業は向いていないでしょう。
専門スキルがあれば高収入も可能
ただし、ランサーズで他のワーカーと差がつく専門的なスキルがあれば、高単価の仕事を受注することができます。
ライターの募集だと、税理士や弁護士の資格を持っている方向けにかなり高単価な募集が出ています。
専門知識がなければ書けない内容で、その資格を持っていることが記事の信ぴょう性を裏付けるからですね。
他のジャンルだと、システム開発ジャンルのアプリ開発は高単価の案件をよく見ます。
スマホアプリの需要が高まっているのに対し、誰でも簡単に開発できるものではないため、高めの報酬が設定されているのです。
他の人と違った資格や経歴、スキルを持っている人は、ランサーズでも高単価の仕事を受注しやすいです。
初心者でも1ヶ月で10万円以上を稼ぐことも可能なので、ぜひ副業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ランサーズで副業するメリット
確かに、高単価の仕事を受注することは簡単ではありませんが、これはランサーズに限らず、どんなクラウドソーシングでも同様です。
ランサーズは良心的な方で、副業を始めたい方に向いていると思いますので、メリットを4つ紹介していきましょう。
初心者でも簡単なタスクがある
ランサーズは、副業の方でもお金を稼ぐことができるのは本当です。
初心者でも取り組みやすい簡単なタスクがあるため、お小遣い稼ぎが目的なら活用したいサイトです。
簡単なタスクには、データ入力、アンケート、ドラマや漫画のレビューなどがあります。
1時間で100円稼げるかどうかといったところですが、通勤時間などのスキマ時間を有効活用したい人には、ぴったりの作業だと言えるでしょう。
募集が多いため仕事に困らない
ランサーズはクラウドソーシング最大手企業の一つなので、クライアントも大勢います。
そのため、常に何かしらの仕事が募集されているため、副業の方も自分の都合が良いときに仕事を始めることができます。
あまり知られていないクラウドソーシングだと、仕事を募集するクライアントが少ないのに対し、副業したいユーザーの数が多くなってしまうため、仕事が取り合いになります。
早い者勝ちになってしまうと、クラウドソーシングのサイトを見られる時間が限られている副業ワーカーの方には不利ですよね。
ランサーズは仕事の募集が多いため、副業の方も好きな時間に仕事を見つけ、作業することができます。
次々に募集が掲載されるので、仕事に困ることがありません。
認定ランサーになると採用されやすい
ランサーズで実績を積むと「認定ランサー」になることができ、募集に対する提案やコンペで採用されやすくなります。
認定ランサーになる基準はそこまで厳しくないため、副業の方でも十分に狙えることでしょう。
認定ランサーの基準はすべて公表されているわけではありませんが、評価が5点満点で4.8以上、仕事の完了率が90%以上などの条件があります。
誠実に仕事をしていれば、誰でも達成できると思います。
同じカテゴリのランサーの中で「過去1年間の報酬額が上位20%以内」という条件があり、どれくらい稼げば認定ランサーになれるかは不透明です。
筆者の場合、ライターの仕事で2ヶ月で5万円ほど稼いだら認定ランサーになったため、報酬額のハードルも高くはないと思います。
認定ランサーになると、クライアントから信頼できるワーカーとして見てもらうことができます。
仕事の受注率が上がったり高単価な仕事に採用されたりするので、副業の方も長く続けたいなら認定ランサーになることを意識すると良いでしょう。
プロジェクトは仮払いでワーカーを保護
ランサーズには「仮払い」というシステムがあり、悪質な業者からワーカーを守る仕組みがあります。
悪質な詐欺を行う依頼者だと、ワーカーが成果物を納品した後に、何かしらの理由をつけて代金を支払わないことがあります。
納品物の品質が良くても、最初から詐欺での依頼なので、最初に取り決めた報酬を支払わないのです。
こうしたリスクはクラウドソーシング全般にありますが、ランサーズでは対策として「仮払い」というシステムを導入しています。
依頼者が代金を仮払いしてからワーカーは仕事をする流れになります。
納品後に依頼者が支払いたくないと言った場合でも、ワーカーの納品物があらかじめ決めた要件を満たしていれば、ランサーズに伝えて仮払いの代金をワーカーの口座に入金してもらうことができます。
依頼者がタダで納品物を騙し取ることができない仕組みなので、安心して作業することができますよね。
これは副業の人だけでなく、本業でランサーズを使いたい人にとっても大きなメリットです。
ランサーズで副業するデメリット
メリットも多いのですが、ランサーズで副業するデメリットもあります。主なデメリットを2つ紹介していきましょう。
誰でもできる仕事は低単価
先ほどお伝えしたように、誰にでもできる仕事は単価が低く、時給換算すると最低賃金を下回ることもあり、その点はデメリットと言えます。
ランサーズは初心者でも副業で稼ぐことはできますが、生計が立てられるほどのお金を稼ぐためには、時間をかけてスキルアップしていく必要があります。
クライアントとのコミュニケーションは必要
クライアントとのコミュニケーションは密に行った方が良いため、副業だからといって簡単なわけではありません。
クライアントのニーズをヒアリングしたり、修正依頼に応えたりする必要があります。
本業で人間関係に疲れている人がランサーズで副業をする場合、副業でもクライアントの要望に応えるために頑張らなくてはならず、さらに疲れが溜まってしまうかもしれません。
そのような方は、単純作業でコミュニケーションが不要なタスクを中心にやってみると良いでしょう。
ランサーズの副業がおすすめな人
メリットとデメリットを解説したので、ランサーズでの副業が向いている人の特徴を解説していきます。
当てはまると感じた方は、ランサーズを使ってみてはいかがでしょうか?
暇な時間にタスクをこなしてお金にしたい
ランサーズなら、スキマ時間に簡単なタスクをやるだけでお金を稼ぐことができます。
大金を稼ぐことはできませんが、「暇な時間を数十円でも良いからお金に変えたい」と思っている方にはランサーズでの副業がおすすめです。
将来的に独立を考えている
将来的に独立を考えており、本業があるうちに副業を始めて実績を作りたい人にも、ランサーズがおすすめです。
ライティングのジャンル一つを取っても、美容やダイエットの記事から金融・マネーの記事など、さまざまなニーズの記事があるため、自分の専門分野のスキルを磨くのにぴったりです。
独立できるかどうかを試すためにも、副業を経験しておいた方が良いです。
ランサーズでやりたい仕事に挑戦してみて、自分に向いていると感じたら独立するといった使い方ができます。
まとめ
ランサーズで副業するメリットとデメリットを解説してきました。
仕事が豊富なので初心者でも稼げる反面、生計を立てられるくらいに稼ぐのは難しいかもしれません。
スキマ時間にお小遣い稼ぎをするために使ったり、独立する前に仕事が向いているか試すために使ったりするにはおすすめです。
筆者もランサーズを使っているので、本業以外の収入が手に入る喜びをみなさんにも知っていただけたら嬉しいです!
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