副業で履歴書を書く機会もあります。この時には、どのようなポイントを押さえておく必要があるのでしょうか。
今回は、副業で履歴書を書く時に知っておきたい内容について、お伝えしていきましょう。
学歴や職歴について
学歴や職歴については、偽りなどを書かないようにしましょう。当然のことですが、正しい内容を書くのが何より必要になります。
本業については「在職中」と書いておくようにしましょう。これについては、副業が知られたくないので、会社名を書かずにいる人もいますが質問をされてしまう場合もあります。
それなら最初から会社名を書いて、この後に在職中と記しておいた方が、採用担当の人に対しても失礼ではないでしょう。
本業を隠しておきたい思いがあると、在職中であることを書かない人もいますが、これも後で知られた時にトラブルになるので、書いておいた方が賢明ですね。
志望動機について
志望動機については、できるだけリサーチをしっかりしたうえで、書くようにしましょう。なぜこの仕事がしたいのか、そしてこの場所を選んだのかについては、履歴書でのアピールにつながります。
実際に面接などがある時に、ここで聞かれる可能性もありますが、事前に履歴書に書いておくようにすると、後から再度採用担当者に読んでもらえるメリットがあるのです。
履歴書にしっかりと書いておくと、この場所で働きたい思いを自分の中で強くするのも可能でしょう。
資格について
自分が得ている資格については、できるだけ細かく書いた方が良いですね。この資格では書く意味がないと思うものでも、実際には役立つこともあるのです。
できるだけ持っている資格については、把握をしておくようにしましょう。資格が多いほど採用率が高いかどうかは、企業にもよります。
でも努力家で普段から頑張る人物のイメージを、相手に与えることができるでしょう。資格を得ていない人が採用されにくいわけではないですが、これが強みになる例も実際にあるのです。
今回の副業について関連した資格なら、一番にそれを書くようにするといいでしょう。
趣味について
趣味について書く欄もあります。趣味については、あまり多くを書かずに普段から勉強家であるように書くと良いでしょう。
例えば読書や音楽鑑賞が趣味というのも良いですね。ピアノを弾くのが趣味という人も、相手に良い印象を与えます。
趣味を持っていてこれを大切にできる人なら、仕事についても真剣に取り組んでくれる可能性があるからでしょう。
趣味がひとつもないと思う人でも、自分が普段していることを思い出すと、何か浮かぶものがあるはずです。
例えば料理やお菓子作りをしたことがあり、楽しいと感じたのなら趣味として書いても良いでしょう。
これは趣味と言えるのかな…と思う内容でも、一般的に人がする内容なら、履歴書に書いても大丈夫な場合が多いのです。
文字について
文字を書く機会が減ってきているので、そのためあまり上手に書けない人もいるかもしれません。
こういう時にはできるだけ時間をかけて、落ち着いて書くようにしましょう。間違えても良いように、数枚用意をしておいても安心ですね。
もしくは、下書きのようにして必要事項はメモにして、横に置きながら書いても良いでしょう。これにより履歴書が書きやすくなるのです。
自分にとって、集中できる環境の中で時間をしっかり取りながら履歴書を書くことをお勧めします。
まとめ
副業で履歴書を書く時には、どこまで細かく書くか悩むものです。でも本業と同じように丁寧に書くことが必要とされるでしょう。
副業だから、他にいくらでも探せると思わずに、相手に良い印象を与えるような写真を貼り、履歴書を郵送したり、渡したりすることが大切です。
<参考リンク>
・Sideline Interview001:Eigtmedia Shino氏(前編)