勤務する会社から脱サラして組織にとらわれずに生きてみたいと誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
また、会社に出勤せずに子どもの成長を近くで見ていたいという方も多いでしょう。
この記事では、筆者が30歳で脱サラするまでのリアルな成功体験から、実際に行ってきた副業までを具体的に紹介していきます。
これから脱サラを目標に挑戦したいサラリーマンを後押しする内容になっています。
目次
【体験談】筆者が副業開始から3年で脱サラした方法
まずは、筆者プロフィールと副業開始から約3年で脱サラした方法を紹介してきましょう。
筆者プロフィール
筆者は、現在31歳で家族とともに北海道で暮らす普通の男です。
24歳の時に入社した中小企業では年収300万円でした。
勤続年数が増えても営業売り上げ目標を達成しても変わらない給料に疑問を持ち、個人で生きていくことを意識し始めます。
その後、サラリーマンとして勤めているあいだに副業と投資を開始し、約3年間で本業収入を超え脱サラに成功しました。
副業して脱サラに成功するまでの方法
ここからは、具体的に脱サラをするまでに筆者が何をしてきたのかを紹介していきます。
まず、筆者が副業として始めたのが投資です。
FX投資や株式投資など、サラリーマンが始められる範囲の投資を幅広く行っていきました。
しかし、投資の知識がなかったため損失ばかりで、思うように資金が増えていきません。
そこで、脱サラのためには投資で一攫千金ではなく、スキルを身に付けて稼ぐことも必要だと思い、副業を開始します。
主に行った副業は以下の5種類です。
- アフィリエイトブログ
- Webライター
- せどり転売
- 民泊
- 不動産投資
これはたった3年間のあいだに行った副業の種類です。
始めたばかりのころは、なかなか稼げず損する場面もありましたが、失敗するごとに確実にビジネススキルが身に付き稼げるようになっていきました。
その後、副業で安定して10万円以上稼げるようになってからは、すべての副業収入を投資にまわして不労所得を作る方法へとシフトしていきました。
投資へとシフトした理由は、脱サラ達成のためには副業で稼ぐだけではなく、黙っていても稼げる不労所得を得る仕組みが必須だと考えたからです。
その結果、約3年で投資からの配当金と副業ビジネスだけで脱サラをすることができました。
脱サラとは?脱サラの条件
脱サラとはそもそもどんな状態を表す言葉なのかを定義していきます。
ここでは、脱サラの条件を2つに分けて解説します。
条件①:サラリーマン収入無しでも生活できる
まず1つ目の脱サラ条件は、サラリーマンの収入がなくても変わらず生活ができる状態です。
収入がない状態で生活するには、貯金や持っている資産を切り崩して生活できる余力があると理解したうえでサラリーマンを辞める必要があります。
貯金のない状態でサラリーマンを辞めることは「脱サラ」ではなく「失業」です。
もし老後までの生活費を貯金して脱サラを目指す場合、最低でもいくらの生活資金が必要かを紙に書き出してみましょう。
筆者の場合は、貯金ゼロの状態でサラリーマンを辞めましたが、株や不動産などの資産は所有していました。
条件②:サラリーマン収入と同額を個人で稼げる
2つ目の脱サラ条件は、サラリーマンを辞めたあとも、同額またはそれ以上の収入を個人で稼げる状態です。
あなたが現在サラリーマン年収300万円の場合、毎月約25万円以上は個人で稼ぐ必要があるでしょう。
この条件での脱サラを達成するには、サラリーマンをしながら副業でいくら稼げるのかを実践しておく必要があるでしょう。
また、ごくわずかですが投資のトレードだけで毎月安定した利益を稼ぎ脱サラに成功するパターンもあります。
筆者の場合は、副業で20万円以上稼げることを確認しつつも、投資からの配当金で万が一のリスクに対応できる収入を確保していました。
副業も投資も、時代の流れによって収入に波があります。短期的な目線ではなく、長期的に安心できる材料が揃ってから脱サラを決めましょう。
脱サラしたい人のよくある失敗
脱サラしたいと考える人が失敗するにはいくつかのパターンがあります。
ここでは、よくある失敗パターンを3つ紹介します。
失敗①:脱サラを急ぎすぎる
脱サラを急ぎすぎて準備不足で失敗するパターンです。
貯金も収入源もない状態から脱サラを急ぐと、ほぼ確実に資金繰りで失敗します。
なぜなら、個人で生きていくことは金銭的な予想外のことだらけだからです。
一時的にはうまくいっても1年も持たずに生活に困ることは十分に考えられます。
いますぐ脱サラしたいと考えている人は、先ほど紹介した脱サラの条件とご自身の環境をもう一度確認して見てください。
脱サラしたい理由をよく考えてみると、実は脱サラしたいのではなく今の職場に不満があるだけというパターンも考えられます。
今の職場に不安があるなら、脱サラではなく転職を検討してみましょう。
失敗②:投資で一獲千金を狙う
投資やギャンブルで一攫千金を狙う失敗パターンです。
ハイリスク・ハイリターン投資や宝くじなどで億単位のお金を稼げば脱サラすることが可能です。
この方法での問題点は、当たる可能性があまりにも低すぎることです。
そして、その低すぎる可能性のために大切なお金を無駄遣いすることで、結果的に脱サラを遠ざけてしまっています。
当初は筆者も同じように、一攫千金を狙える投資ばかりを行って失敗してきました。
サラリーマンとして稼いだお金を無駄にせず副業を行う資金にしたり、コツコツと配当金をもらえる投資に使用することが脱サラを実現する近道となるでしょう。
失敗③:ラクすることが目的
脱サラをする目的がラクしたいからという場合は、失敗しやすくなっています。
なぜなら、脱サラ達成後もラクなことばかりではないからです。
貯金がいくらあっても、副業でいくら稼ぐ力があっても、時代が進むにつれて変化が必要となります。
一例ですが、急激なインフレによって貯金してある現金の価値が下がることも考えられます。
脱サラは組織に所属せず個人で生きるためのひとつの手段だと理解して計画を立てましょう。
脱サラに成功する方法
ここからは、筆者と同じように平凡なサラリーマンが脱サラに成功するための方法を紹介します。
3つの方法に分けてそれぞれ具体的に解説していきます。
方法①:副業で結果を出す
平凡なサラリーマンが脱サラするためには、まず副業で結果を出す必要があります。
脱サラに向いている副業は、スキルが身に付く仕事と不労所得を得られる仕事を意識しましょう。
副業初心者は、まず月に1,000円を安定して稼ぐ経験からスタートしましょう。
方法②:貯金せず投資する
本業収入から生活費を引いて余った資金と、副業で得た収入を投資に利用していきましょう。
投資に利用することで、資産の拡大と投資先からの配当金収入を増やすことができます。
安定した配当金を目指せる投資は、投資信託や株式投資がおすすめです。
また、まとまった資金が用意できるのなら不動産投資で家賃収入を得ることで脱サラが近付きます。
方法③:不労所得を増やす
最後に、不労所得を増やす方法を解説していきます。
副業で稼いだお金を投資していく基本的な流れとは別の方法で不労所得を作っていきましょう。
単発で稼げる仕事ではなく、少ない金額でも継続して収入を得られる仕事がおすすめです、
例えば、中古車販売よりも駐車場経営の方が不労所得には向いています。
このように、自分が働かなくても自動でお金を稼げる仕組みを複数の場所に用意することが脱サラへの近道です。
脱サラするためにおすすめの副業
脱サラを成功させるためには副業が必要だと解説してきました。
ここでは、今から始める方におすすめしたい副業とその内容を具体的に3つ紹介します。
副業①:せどり・転売
せどり転売とは、商品を安く購入してインターネットで高く販売することで金額差の利益を稼げる副業です。
ネットショッピングやフリマアプリの利用者増加で、これからも稼ぎやすい副業として人気があります。
せどり転売がサラリーマンにおすすめの理由は、休日だけを利用して取り組める副業だからです。
また、仕入れた商品が高く売れたタイミングですぐに収入となるので、他の副業と比べて短期間で稼ぎやすいこともメリットです。
一方で、商品を仕入れるために初期資金が必要で、商品が売れ残ってしまうリスクもあります。
初心者のうちは、確実に稼げる少ない金額から始めていきましょう。
副業②:Web制作・プログラミング
Web制作とは、プログラミングスキルを使った副業です。
ホームページを制作したり、システムやアプリケーションを開発する副業です。
この副業を聞いて自分にはスキルも経験もないから関係ないと思われた方も多いと思います。
しかし、実はプログラミングスキルは初心者が今から始めても稼ぎやすい副業です。
なぜなら、プログラマー需要が現在もこれからも不足することが予想されており、クラウドソーシングを利用して個人に外注する企業も増加しているからです。
本気で半年から1年程度勉強するだけで月に20万円以上稼ぐことができるスキルです。
少しでも、興味のある方はまずはご自身にあっているかどうかを確かめるために勉強してみてください。
副業③:アフィリエイトブログ
アフィリエイトブログとは、ホームページやブログを開設し記事を更新することで、記事内に設置した広告から収入を得る副業です。
脱サラを目指す人にアフィリエイトブログがおすすめの理由は、空いた時間を使って更新できるからです。
また、一度作り込んだホームページを作り上げることで、その後は更新しなくても一定の読者が集まるため不労所得になるというメリットがあります。
一方で、アフィリエイトブログは結果が出るまで数ヶ月の時間が必要というデメリットがあります。
まとめ
脱サラをして組織にとらわれずに生きるための方法を実体験をもとに紹介してきました。
脱サラを達成すると幸せな人生が待っていると夢見ながら生活しているサラリーマンは多いです。
しかし、具体的に脱サラに向けて行動する人は少ないです。
正しく行動しなければ脱サラは達成できません。
この記事で紹介した脱サラの方法に挑戦してぜひ、個人で生きる道を選択しましょう。