- Webライティング初心者が副業をするのであれば、クラウドソーシングがおすすめです。クラウドソーシングであれば、案件が豊富で、企業に直接コンタクトを取るなど営業活動をする必要がないからです。しかし、「クラウドソーシングのメリット・デメリットは?」「稼ぐコツや始め方は?」など疑問を持っている方も多いことでしょう。
そこで今回は、Webライティング初心者におすすめのクラウドソーシングのメリットやデメリット、稼ぐコツや始め方、よくあるQ&Aなどについて解説します。
目次
筆者のプロフィール
筆者はクラウドソーシングを利用して、ライティングなどの副業をしています。これまでの受注実績は600件を超えており、毎月の副収入は10万〜15万円程度です。
この記事では、筆者の経験を踏まえたリアルな内容を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Webライティングとは
Webライティングとは、インターネット上にある文章を作成することです。Webサイト内の文章やECサイト内の商品・サービス紹介文などを作成します。インターネット上の記事なので、上位表示されるようにSEO(検索エンジン最適化)を意識しなくてはなりません。
Webライティング初心者におすすめの副業はクラウドソーシング
Webライティング初心者には、クラウドソーシングによる副業がおすすめです。クラウドソーシングは誰でも気軽に始めることができます。効率良く仕事を探せるので初心者も安心です。
Webライティング初心者が副業をする場合は、クラウドソーシングを活用しましょう。
クラウドソーシングで副業するメリット
「案件が豊富」「営業する必要がない」などのクラウドソーシングで副業をするメリットについて知っておくことで、自分に合う副業方法か判断がしやすくなります。ここでは、クラウドソーシングで副業をするメリットについて解説していきましょう。
案件が豊富
クラウドソーシングで副業をするメリットは、案件が豊富なことです。多くのクライアント・案件が集まっているため、自分の条件に合った仕事を見つけることが可能です。
たとえば、クラウドワークスは「システム開発」「ホームページ制作・Webデザイン」「ライティング・記事作成」「ビジネス・マーケティング・企画」などさまざまな仕事カテゴリがあり、案件数は8,766件です。
「ライティング・記事作成」のカテゴリだけでも2,544件もの案件があります。※いずれも2022年5月8日時点
豊富な案件が揃うのは、クラウドソーシングのメリットです。
営業する必要がない
従来は、Webライティングの仕事を獲得するために、サイトなどを運営している企業に営業活動をする必要がありました。しかし、クラウドソーシングを利用すれば営業活動をしなくても仕事を獲得できます。
クラウドソーシングは、企業や個人が不特定多数に業務を発注する業務形態です。利用者は、サイト上で条件に合う案件を探すことができます。電話営業や企業訪問などをする必要もありません。
将来的に独立も目指せる
クラウドソーシングで副業を行い、実績を積めば、将来的にフリーランスのWebライターとして独立することも可能です。いきなりWebライターとして独立すると、仕事がなく収入が激減するリスクがあります。
しかし、クラウドソーシングで副業をしてノウハウやクライアントの信頼を得ていれば、独立後もすぐに仕事を獲得できる可能性があります。独立に興味がある方は、クラウドソーシングでの副業がおすすめです。
クラウドソーシングで副業をするデメリット
クラウドソーシングで副業をするデメリットについても把握しておきましょう。メリット・デメリットの両方を知っておくことで、他の副業方法と比較がしやすくなります。
ここでは、クラウドソーシングで副業をするデメリットについて紹介します。
手数料がかかる
クラウドソーシングで副業をするデメリットの1つが、手数料がかかることです。サイトにもよりますが、報酬額に対して10〜20%の手数料がかかることが多いです。
たとえば、クラウドワークスであれば、報酬額20万円超の部分には5%、10万円超20万円以下の部分には10%、10万円以下部分には20%の手数料がかかります。そのため、クライアントから支払われる報酬がすべて手元に入ってくるわけではありません。
クラウドソーシングは手数料がかかることを覚えておきましょう。
報酬が安すぎる仕事がある
報酬が安すぎる仕事があるのも、クラウドソーシングで副業をするデメリットです。クラウドソーシングは案件が豊富ですが、中には報酬が非常に安い仕事があるので注意してください。たとえば、Webライティングで文字単価0.2円程度の仕事もあります。
文字単価0.2円だと、1時間で1,000文字のライティングをしても報酬は200円です。10時間で1万文字ライティングしても、2,000円しか稼げません。報酬が安すぎる仕事をしても、ストレスがたまるだけです。仕事を探すときは、報酬が安すぎないか確認しましょう。
悪質なクライアントもいる
クラウドソーシングを利用する際は、悪質なクライアントに注意しましょう。中には、商品・サービスを売りつけてくるクライアントや、仕事に関係ないのにLINE IDなどの個人情報を収集するクライアントなどがいます。
トラブルに巻き込まれる可能性がありますので、少しでも怪しいと感じた場合は相手にしないようにしましょう。評価・レビューが悪いクライアントの仕事は受けないことをおすすめします。
Webライティング初心者が稼ぐコツ
Webライティング初心者がクラウドソーシングで稼ぐために、フレームワークの活用や実績づくりに力を入れましょう。そうすることで、より質の高い記事作成や条件の良い仕事を受注しやすくなります。
ここでは、Webライティング初心者がクラウドソーシングで稼ぐコツについてお伝えしていきましょう。
フレームワークを活用する
CREMA(結論・理由・証拠・手段・行動)やBEAF(メリット・証拠・優位性・特徴)、PASONA(問題提起・親近感・解決策・提案・絞り込み・行動)、SDS(要点・詳細・要点)など、ライティングには様々なフレームワークがあります。
フレームワークを活用することで、わかりやすく、商品・サービスをより訴求できる文章作成が可能です。Webライティングの仕事を始める前に、フレームワークについて勉強しておきましょう。
まずは実績づくりをする
Webライティング初心者が稼ぐために、まずは実績づくりをしましょう。実績がなければ、条件の良い仕事を獲得することは難しいからです。実績を積めば、条件の良い仕事を受注できるようになります。まずは、仕事を選ばず、どんな仕事にでも取り組み実績を積むことを優先しましょう。
Webライティングを始める手順
クラウドソーシングでWebライティングを始める手順は難しくないため、初めての方でも安心です。事前に手順を確認しておき、スムーズに進められるようにしましょう。
ここでは、クラウドソーシングでWebライティングを始める手順について紹介します。
アカウントを作成する
まずは、クラウドソーシングのアカウントを作成する必要があります。希望のクラウドソーシングのサイトにアクセスして「会員登録」や「アカウント作成」ボタンをクリックしてください。名前や住所、メールアドレスなどの必要事項を入力し、本人確認書類を提出します。
サイトによってはプロフィール画像の設定が必要な場合もあります。印象の良い画像を設定するようにしてください。早ければ、アカウント作成は即日完了します。
仕事を探す
アカウントを作成したら、Webライティングの仕事を探します。たとえば、クラウドワークスであれば、「ライティング・記事作成」のカテゴリから「記事・Webコンテンツ作成」「オウンドメディア・ブログ記事作成」「文書作成」など、希望のジャンルを選択可能です。
そして、次の項目を指定して、自分に合った求人を探します。
- 依頼形式
- 報酬額
- 応募期限
- 特記事項
- 文字単価
- 記事単価
- 文字数 など
求人情報が日々更新されるクラウドソーシングサイトもありますので、できるだけ毎日確認すると条件の良い求人に応募しやすくなります。
応募する
希望の仕事が見つかったら応募します。応募する際は、クライアントが指定する情報(実績やライティング歴、稼動時間など)を記入するのはもちろんのこと、自己PR文も載せるようにしましょう。受注するために、自分をアピールすることが大切です。
仕事を開始する
受注できた場合は、契約を行い、仕事を開始します。少しでもわからないことがあれば、クライアントに質問するようにしましょう。また、しっかりと納期を守るようにしてください。
Webライティング初心者におすすめの勉強方法
Webライティング初心者には、本やWebサイト、動画を使った勉強がおすすめです。それぞれの勉強方法で特徴が異なるため、1つの方法に絞らず、すべての方法で勉強しましょう。
本の購入費用はかかりますが、稼げる知識やスキルが身につくと考えれば、それほど大きなコストではありません。ここでは、Webライティング初心者におすすめの勉強方法について見ていきましょう。
本で勉強する
Webライティング初心者におすすめなので、本で勉強することです。1冊1,000〜2,000円程度の費用はかかりますが、ライティングの基礎知識やノウハウを習得できます。
実績豊富な有名ライターの本を読むと、実践的なスキルを学ぶことが可能です。著者の異なる本を2〜3冊読めば、ライティングに関する幅広い知識とスキルを勉強できます。
Webサイトで勉強する
Webサイトで勉強することもできます。
「Webライティング 基礎知識」「Webライティング 勉強」「Webライティング スキル」などで検索すれば、SDS法やPREP法、上手にライティングするためのポイントや手順など様々なことを無料で学べます。無料ということもあり専門的知識や実践的スキルが載っていない場合もありますが、コストがかからず、パソコンやスマホでいつでも勉強できるのが魅力です。
動画を見て勉強する
YouTubeなどの動画を見て、Webライティングの勉強をする方法もあります。Webサイト同様、パソコンやスマホで気軽に勉強できるのが魅力です。電車やバスで移動中の時間に見ることもできます。
ただし、中には有料会員などにならないと、詳しい解説や専門スキルについて話を聞けない場合もあるため注意してください。
Webライティング初心者によくあるQ&A
Webライティングを始める前に少しでも疑問を減らしておくことが大切です。ここでは、Webライティング初心者によくあるQ&Aについて見ていきましょう。
最初から稼げる?
最初は実績がないため、条件の良い案件を受注できる可能性が低いです。そのため、最初から十分な収入を稼ぐことは難しいです。ただし、実績を積み良い評価が多くなれば、稼ぎやすい案件を受注しやすくなります。
クラウドソーシングのアカウント作成は有料?
一般的に、クラウドソーシングのアカウント作成は無料です。そのため、気軽にアカウントを作成できます。複数のクラウドソーシングでアカウントを使っても、コストはかかりません。
顔出ししたくないけど大丈夫?
顔出ししなくても大丈夫です。プロフィールに画像設定が必要な場合はありますが、顔写真と決まっているわけではありません。SNSのように、まったく関係のない写真を設定することができます。
ただし、案件によっては、ZoomやSkypeを使ってクライアントとWeb会議が必要な場合がありますので注意してください。Web会議もNGの場合は、仕事に応募する前に会議の有無を確認しておきましょう。
得意分野でない仕事はどうしたら良い?
実績づくりをしたい場合や幅広い知識・スキルを習得したい場合は、得意分野でない仕事にも取り組みましょう。得意分野だけに絞ってしまうと、対応できる案件が限られてしまうからです。自分の幅を広げるためにも、得意分野でない仕事にもチャレンジすることをおすすめします。
まとめ
ここでは、Webライティング初心者におすすめのクラウドソーシングのメリットやデメリット、稼ぐコツや始め方、Q&Aなどについて解説しました。クラウドソーシングは案件が豊富ですぐに仕事を探せるため、Webライティング初心者の副業におすすめです。無料で簡単にアカウントを作成できます。
実績を積めば、フリーランスのWebライターなど独立することも可能です。Webライティングに興味がある方は、早速アカウントを作成して、クラウドソーシングで副業を始めてみましょう。
また、地方での生活、育児・介護との両立など「地元ワーク」という新しい働き方を応援している「リモートビズ」では、IT関係の仕事を中心に場所を選ばない仕事を紹介してもらえます。Web系企業の直案件がほとんどで、高い報酬が特徴です。
- リモート可能な案件だけを紹介:時短や副業等、個人に合わせた仕事のスタイルが可能です!
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