Written by 10:23 PM 知識・スキル

「手に職をつける」の意味とは?女性や主婦が仕事を身につけやすい職業・分野

昔から「手に職をつけると強い」とよく言われます。

就職では、男性よりも女性により多く言われます。

また、障害者の就職においても、就職にハンディキャップのある人の生きていく力になるため。手に職をつける指導が特別支援学校で行われます。

ハンディキャップがなくても、手に職をつけることは自分の強みづくりに重要です。


中国人の華僑と言われる海外移住者たちに、「三刃」という手に職をつける職業があります。

1つ目は、洋服の仕立て屋で洋服はさみを道具とします。

2つ目は、床屋で理容はさみを道具とします。

3つ目には、中華料理の料理人で包丁が道具です。

 

これらの職業は生活に必要なサービスであるため、どこでも地域に根付いて生きていけるものです。

言葉が十分できなくても、地域の人脈が乏しくても生きる術になります。

 

「手に職をつけると強い」という言葉は現在でもなお生き続けています。

では、自分自身にどのような技術、スキルを身につけたら良いのでしょうか?



「手に職をつける」という言葉の意味と効果

仕事に向き合う女性

手に職をつけるという言葉の意味は、第一に「生きる術になる」ということです。

それを職業として食べていけるということです。

 

第二に、それが専門職業としては成立しなくても、自分の特技として会社の中で地域の中で役立つことです。

例えば、マジックや落語が得意で人を楽しませることができる、会社の園芸部長・地域のお祭りを仕切る長老と言われることなどです。

 

第三に、自己実現になるということです。

絵画や工芸、手芸、園芸など表現に関わる分野、趣味の分野です。

 

いずれも精神的に生きがいや、やりがいになり自信につながります。



勤めている会社の仕事で手に職をつけられる分野

キャリアウーマン

勤務先の会社の中に技術が身につく分野があれば、その職種に就くことは自分自身のにとってプラスです。

配属されている職種が違えば、異動を希望するなど挑戦することができる場合もあります。

また、コンピューターやWebのスキルは、職種に関わらず独学でも学ぶことができます。

 

技術に関する職種にいる人が技術を高度化し能力を身につけることは、仕事上プラスであることは言うまでもありません。

その技術が他の会社でも通用するものならば転職の武器にもなります。

独立できる分野であれば、人生の可能性も拡大します。

 

リアルのアナログ技術であれば、同業で修業しその後独立するのがよくあるコースです。

職人的分野で、料理、建築、美容、菓子、工芸、針灸、整骨などはみなそうでしょう。



職業訓練校・各種学校・専門学校などで手に職をつけられる分野

授業を受ける女性

公共職業訓練講座では、製造業に関する技術、電気や機械に関する技術、コンピューターに関する技術などを学ぶことができます。

主として、失業時などに雇用保険の仕組みで無償もしくは低額で受講できます。

 

各種学校には、服飾やフラワーなど各種のデザイン関係の技術、貴金属やクラフトなどの工芸関係の技術、ネイル・エステなどの美容技術などさまざまなものがあります。

専門学校には資格取得が可能な分野の理美容、調理、自動車整備、介護、健康医療、建築設計、測量などの分野があります。

ただし、資格取得が関わる専門学校のコースは履修期間が2年から3年ほどと長いことが一般的で、一定の通学の必要性が伴います。

そのため、働きながら学ぶ制約となります。



独学で手に職をつけられる分野

独学でITを学ぶ女性

独学で手に職をつけられる分野としては、IT関係が最大であり最新の分野です。

システム設計、プログラミング、ネットワーク、セキュリティなど、情報系の資格取得学習を兼ねて学ぶこともできます。

Webサイト制作、Webデザインなどの制作分野やデザイン、動画、アニメーション、コミックなどの制作分野もあります。

スマホも含めた各種のアプリケーションソフト開発やゲームなどのコンテンツ制作の分野もあります。

 

また、アナログ系でも、芸術関係や料理関係なども分野により独学可能です。

感性、センスが重要な要素であれば、独学でも十分に可能です。

独学を基礎にして知人や友人、家族などの個人的な指導で技術を身につけられる場合もあるでしょう。



時代とともに滅びる技術・時代の中で生まれる新しい技術

VRを体験する女性

以前あった仕事でも、今はなくなってしまったという仕事はたくさんあります。

例えば、印刷関連で写真植字(写植)という文字に関する仕事がありましたが、DTP(DeskTop Publishing:デスクトップパブリッシング)が普及したことによりなくなりました。

 

デジタル化でなくなりはしていませんが、製版の仕事も縮小してきました。

製造業で金型製作の仕事もデジタル化で変化し、3Dプリンターも出現しました。

製造業ではロボット化が著しいため各種の技術職人がいなくなりつつあります。

 

アナログ技術でも、人間の感性や欲望に関するものは生き残っていく可能性が高いと考えられます。

例えば、食の欲望、美の欲望、性の欲望などが該当します。

コンピューターで標準化しても欲望は納得せず、個性的なものに魅力を感ずるのが人間の本性だからです。

 

時代の中で生まれる新しい技術は、IT関係が中心です。

多様なものが誕生し、素人でも身につけられるものが多々あるはずです。

 

また、新技術製品の活用や操作など技術開発でなくても利用の技術の習得は障壁が低いものがあります。

例えば、ドローンの操作技術者などです。

ドローンの民間の講習機関や資格発行機関も誕生しています。

 

新技術の分野は技術者養成がカギになり、技術を持った人は就職や独立開業のチャンスが生まれます。

新技術は公的資格に関係する制限がなくスキル次第で道が開けます。

 

どのような技術に目をつけるか、どうすれば技術習得が可能か、どの程度の市場性があるかが判断材料です。

スキマ狙いであまり普及していない分野の例では、遺体処理の「エンバーミング」などもあります。

まとめ

手に職を付けたとしても、それをどう活かすかが勝負です。

  • 会社内での専門力の強化で自分をアピールし社内評価や昇進昇格に結びつける
  • 複業で自分の能力開発・副収入に結びつける
  • 将来の独立に結びつける

など、人生の可能性の拡大につながります。

サラリーマンやOLの場合であれば、本業が厳しくなってきたときの自分の生き残りの武器になります。

これからの時代、「手に職をつけておく」ことはより一層重要になることでしょう。

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