2019.07.01

ニュース/トピックス

社会に広がるフリーランスの働き方革命

クラウドサービスやコワーキングスペースなどの増加に伴い、フリーランス人材(副業も含む)は増加傾向が見られる。国内では1000万人を超え、経済規模は20兆円に及ぶといわれている。また経済産業省の調査によると2割の企業がフリーランスを活用している。
しかし、その一方で企業に属さないフリーランスは、未だ信用問題や資金繰りで苦労することが多い。

そこで、GMOインターネットは、依頼主の企業から入金される前に、依頼を受けた個人に報酬を振り込むサービス『フリーナンス』を始めた。
具体的には、仕事の依頼を受けた個人が依頼元の企業に送った請求書情報をGMOに送ると、発注元からの入金より前に最大300万円までの売上債権が即日入金される流れとなる。



このサービスは子会社のGMOクリエイターズネットワーク(東京・渋谷)を通じて提供される。これによりフリーランスの仕事の実績を数値化し、優秀な人材を把握することができる。
主に一度の案件が長期にわたるデザイナー職などの利用が見込まれている。

本人確認は金融機関と同等レベルで行われ、月収入・請求書の発行額などから採点する「信用スコア」を独自で採用している。これにより、専用ソフトウエアにて審査を行い即日入金を実現させている。また「信用スコア」によって、債権手数料が3~10%の間で変動する仕組み等を設けられておりフリーランスの就業者へのモチベーションへ働きかけている。



信用スコアが有効に活用されれば、企業も個人へ仕事を依頼しやすくなり、フリーランス人材の活動も大幅に活発化することが期待できる。

今後もフリーランスをサポートする仕組みが整い、フリーランスの働き手も大幅に増えることが見込まれる。

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