副業や在宅ワークを始めようと思った方の中には、クラウドワークスの利用を検討している方もいることでしょう。
クラウドワークスは案件数が多く、さまざまなジャンルの仕事を取り扱っているクラウドソーシングサイトです。
しかし、インターネットで仕事をしたことがない方はどんな案件があるのかイメージしにくいですよね。
今回は、クラウドワークスにある案件について、初心者の方に向けて解説していきます。
目次
筆者のプロフィール
男性の筆者は北海道でフリーランスとして活動しています。
ライターから仕事を始めましたが、現在は動画編集やディレクションなど、多様な仕事をこなしています。
スキルがゼロの状態からクラウドソーシングサイトを活用して、収益とスキルを得ていきました。
クラウドワークスの利用経験もあり、多数の案件を受注した実績があります。
クラウドワークスで受注できる案件のジャンル
まずは、クラウドワークスで受注できる案件のジャンルについて紹介します。
大きく分けて、クラウドワークスには8種類のジャンルがあり、必要となるスキルが異なります。
自分がすでに持っているスキルやこれから学習しようとしているスキルに応じて、自分で選択することが可能です。
ここからは、各ジャンルの仕事内容や単価感について解説していきましょう。
システム開発・運用
システム開発・運用は、クラウドワークスの案件の中でも専門性が高いスキルです。
そのため、高単価の案件が多く、中には単価として20万円を超える案件も少なくありません。
仕事内容は、プログラミングによるアプリ開発やシステムエンジニアなどがこのジャンルにあたります。
プログラミングを学習する人は増えていますが、クラウドソーシングを利用する人は多くありません。
これから勉強してフリーランスを目指す方におすすめのジャンルです。
Web制作・Webデザイン
Web制作・Webデザインは、デザインスキルやコーディングスキルを使ってWebページを作る仕事です。
Webデザイナーの案件は非常に多く、競合もそこまで多くありません。
そのため、場数を踏みたいデザイナーさんやデザイン初心者の方でも案件を受注できる可能性は高いといえます。
また、単価感的にも高いため、Webデザイナーで稼ぎ続けることは可能です。
イラスト制作・デザイン
イラスト制作・デザインはWeb上でのものだけではなく、実際の生活で利用するデザインも含まれます。
たとえば、商品のラベルや包装紙、看板のデザインなどが代表例です。
デザインのセンスやデザインツールの使い方がわかっていればこなせる仕事で、イラストなどが好きな人が始めるのが多いといえるでしょう。
コンペ形式の案件が多いので、腕の自信があるデザイナーさんはチャレンジしてみてください。
写真・動画・ナレーション
写真・動画・ナレーションはその名の通り、写真や動画の加工、ナレーションの録音などの仕事です。
他のジャンルと比較しても専門性が高く、競合はそこまで多くありません。
写真や動画編集は勉強を進める人が多いことから、徐々に競合が増えてきています。
特に、動画編集はYouTubeの人気増加によって、案件数が増えています。
これから動画編集を仕事にしたい方は、このジャンルで案件を受注することが多いでしょう。
ライティング・ネーミング
ライティング・ネーミングは、文章を書いたり商品のネーミングを考えたりする仕事です。
Webライターを仕事にする人が多いことから、このジャンルの案件数が非常に多いです。
ライティングやネーミングのお仕事は、スキルを高めていけば文字単価5円の案件などの高単価の案件を獲得できる可能性があります。
文章を書く仕事に携わりたい方は、ライティングやネーミングにチャレンジしてみると良いでしょう。
翻訳
翻訳は英語や韓国語、フランス語などの外国語を日本語に翻訳する仕事です。
翻訳に関しては、海外経験や翻訳家としての勉強を経験した経験のある方でなければハードルが高めです。
そのため、他の仕事よりも専門性が高く、容易ではありません。
それだけ競争生が高いわけではないため、案件の単価が高いです。
翻訳作業に自信がある方は、積極的に案件をチェックしてみてください。
コンサルティング
コンサルティングは、企業のプロジェクトやマーケティングなどのアドバイス、監修をする仕事です。
企業が慣れていないことにチャレンジする際に、一緒に寄り添ってチャレンジの成功に導く役割です。
そのため、各ジャンルにおいて企業を成功に導けるほどの知見が必要となります。
コンサルティングは企業が抱えている課題を解決することで仕事なので、自分が得意とするジャンルや業種がある方におすすめのジャンルです。
タスク・作業
タスク・作業は、タスク形式の案件を取り扱っているジャンルで、数分で終わるような簡単な作業が多いです。
単価感としてはそこまで高くはないものの、スキマ時間に稼ぐにはもってこいのジャンルです。
長期的に稼いでいきたいのであればおすすめはしませんが、短期的に稼ぎたい方にはおすすめです。
クラウドワークスの案件の形式
ここからは、クラウドワークスにおける案件の形式について解説します。
クラウドワークスの案件には大きく分けて3つの形式があり、それぞれで報酬の発生タイミングや作業にかかる時間などが異なります。
自身が得たい報酬に合わせて形式を選ぶことが可能です。
タスク形式
タスク形式はアンケート入力やデータ入力などの簡単な作業の案件です。
タスク案件は、単価感は低いものの、数分で完了するような仕事が多く、作業が完了次第クライアントに作業データが送られる形です。
クライアントが作業データを確認し、承認した場合に私たちに報酬が支払われる仕組みです。
日確定時間がかからないため、自分のスキマ時間に簡単な仕事をする際におすすめです。
コンペ形式
コンペ形式はクラウドワーカーから提案を集めて、その中から1つの案を採用する仕組みです。
たとえば、企業のロゴを決めたい場合、企業が募集をかけてクラウドワーカーから複数のロゴ案をもらいます。
ロゴ案の中から自社に適したロゴを選び、そのロゴを採用します。
その結果、クラウドワーカーに報酬が支払われる仕組みです。
コンペ形式は1人が複数の提案をすることが可能です。
そのため、1人でいくつもの提案を行うことは良いですが、結果的に選ばれるのは1つです。
プロジェクト形式
プロジェクト形式は、案件の終了や制作物の納品までの期間が長い案件の形式です。
クライアントとクラウドワーカーは案件に関して相談しながら、納品完了まで仕事をします。
プロジェクト案件を受注する場合は、クライアントが募集している案件に対して、提案文と呼ばれる自己紹介や経歴、スキルなどを載せた文章を送ります。
クライアントは複数のクラウドワーカーから送られる提案文を確認して、1人を選びます。
そのため、提案文の質がプロジェクト形式に採用してもらうためのポイントです。
プロジェクト形式は比較的高額な案件が多いため、稼いでいるクラウドワーカーは主にプロジェクト形式で仕事を請け負っていることが多いです。
クラウドワークスに掲載されている案件の特徴
クラウドワークスに掲載されている案件には、いくつかの特徴があります。
クラウドソーシングサイトはさまざまな種類がありますが、クラウドワークスの案件は高単価な案件や未経験でもこなせる案件が多いです。
クラウドワークスに掲載されている案件の特徴を把握して、案件を受注しましょう。
高単価な案件がある
クラウドワークス内には高単価な案件が存在します。
例えば、1つの案件で20万円前後稼ぐことができ、生活に困らない案件など受注可能です。
クラウドワークスにおける報酬のみで生計を立てている人もいて、そういった人は高単価な案件を獲得して稼いでいます。
フリーランスとして生きていく場合は高単価な案件をいかに受注できるかが重要です。
低単価な案件を受け続けていると、生活に必要な資金を稼ぐために時間がかかってしまいます。
出来るだけ、効率的に稼ぐためにも高単価な案件を受注する必要があります。
未経験でも受注できる案件が多い
クラウドワークスには未経験でも受注できる案件が多いです。
例えば、ライティングの案件の中には「未経験歓迎」と記載したライター初心者でも受注できる案件も少なくありません。
これからスキルを身につけて、副業やお小遣い稼ぎを始めようとしている方でも案件が受注できます。
案件数が豊富
クラウドワークスはクラウドソーシングの中でも案件数が多いです。
クラウドソーシングによっては、そもそも案件数が少なく応募できるものがないサイトもあります。
クラウドワークスは案件数が多いため、自分に適している案件が見つけやすいです。
自分に適した案件を見つけやすいため、案件を受注できる可能性が高いです。
案件を獲得するために覚えておきたいポイント
クラウドワークス内で案件を獲得するためにはコツを覚えておく必要があります。
何も考えずに闇雲に案件に応募してもなかなか仕事を受注できません。
仕事を発注しているクライアントが「この人に任せたい」と思うようなアピールが必要です。
案件の受注確率を上げるためにも、これから紹介するポイントを覚えておきましょう。
丁寧な提案文を書く
まずクライアントに送る提案文は質が高く、丁寧なものを送りましょう。
クライアントは提案文を見て、仕事を頼む相手を決めます。
そのため、提案文の質が低かったり、質問したことに答えていなかったりすると、仕事を頼もうとは思いません。
提案文には下の3つを書くことがおすすめです。
- 依頼文の質問への回答
- 自己アピール
- 他のクラウドワーカーより優れているポイント
また、誤字脱字なども評価が下がってしまうポイントなので、覚えておきましょう。
レスポンスを早くする
仕事の関係上、レスポンスは早い方が良いです。
クライアントは企業の仕事を外注しているため、外注先とのコミュニケーションがスムーズでないと企業自体にも迷惑がかかってしまいます。
レスポンスが早い方がクライアントは心配せずに仕事を進めることができるため、安心して仕事を任せてもらえます。
クライアントとの良好な関係を築くためにも、レスポンスの早さを心がけましょう。
質の高い成果物を納品する
クライアントと仕事を進める場合、質の高い成果物を納品しましょう。
クラウドソーシングの利用を始めた序盤は、とにかく慣れるために数をこなす必要があります。
しかし、数をこなすことに必死で成果物の質が下がってしまっては意味がありません。
クライアントと仕事をこなすクライアントワークにとっては信頼が非常に重要です。
信頼を得るためにも成果物の質と真摯な対応が必要となります。
クライアントが求める成果物の質を担保できるような仕事をこなしましょう。
案件を受注する際に気をつけたいポイント
最後にクラウドワークス内で案件を受注する際に気をつけたいポイントについて解説します。
クラウドワークスにはさまざまな案件がありますが、注意点もあります。
注意点を知っておくことで、トラブルに巻き込まれずに案件を進めることが可能です。
クラウドワークスの利用を検討している方は、ぜひ知っておきましょう。
ブラックな案件には応募しない
まずはブラックな案件に応募しないことが重要です。
クラウドワークスの中にはブラックな案件があります。
たとえば、文字単価0.1円のライティング案件などが、ブラックな案件にあたります。
こういった案件をこなしていると、時間をいくらかけても納得できる金額を稼ぐことができず、メンタルを消費してしまうことも少なくありません。
自分の時間を安売りしないためにも、ブラックな案件には応募しないようにしましょう。
クライアント情報をチェックする
案件に応募する際はクライアント情報もチェックしましょう。
クライアントのページに飛ぶと、
- クライアントの経歴
- 今までどんな仕事を発注したのか
- クラウドワーカーからの評価はどうなのか
がわかります。
クライアントの中にはクラウドワーカーとのコミュニケーションがうまくいかない人や給料を払わない人などがいます。
トラブルの経験があるクライアントは評価が下がっており、ページで確認可能です。
出来るだけトラブルを避けるためにも、クライアントページで信用できるかは必ずチェックしましょう。
クラウドワークス外への勧誘は違反行為
クラウドワークスでクライアントとメッセージのやり取りをしていると、「直接契約しないか?」と聞かれることがあります。
しかし、クラウドワークスではクラウドワークスのシステムを通さない契約は違反行為となります。
違反行為をしてしまうと、最悪の場合アカウントの削除にもつながるため、注意が必要です。
クラウドワークスでつながったクライアントとはクラウドワークス内で契約することを、基本として覚えておきましょう。
まとめ
今回は、クラウドワークスにおける案件の種類や単価感について解説しました。
クラウドワークスにはさまざまな案件があり、クラウドワーカーがやりたいと思うような案件も少なくありません。
ジャンルも幅広いため、自分に適した案件やこれから勉強したいと考えている案件に提案してみましょう
一方で、ブラックな案件などがあり、時間をかけてもなかなか稼げない案件があることも事実です。
自分の仕事をより良いものにするためにも、搾取されない安全な案件を見つけて、仕事をこなしましょう。
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