クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトは、手軽に始められるとあって人気の働き方です。一方で、トラブルに合い怖い思いをする人たちも少なくありません。実際に、ネットでも怖い体験をした口コミがあふれています。
今回は、怖い思いをしないためのトラブルの見分け方を、筆者が体験した実例をもとに解説していきます。未然にトラブル回避の方法を知っていれば、安全にクラウドワークスで働くことができます。
目次
筆者プロフィール
筆者は、副業で4年Webライターをしています。独立を期に、収入の柱を増やしたいと思い、クラウドワークスに登録したのがきっかけです。
主にクラウドワークスでWebライターの仕事をしており、副業ながら月6万円を稼げるまでになりました。Webライターの経験を活かし、今では月間10万PVのブログを運営することができています。
【体験談】クラウドワークスは怖い?知識があれば安全!
クラウドワークスでは、クライアントと直接会うことがないため、正しい知識を知らないと怖い思いをする可能性があります。実際に、筆者がクラウドワークスで怖いと感じた体験談の一例を紹介します。
- 条件をよくするという文句で直接取引を提案された
- 案件内容とかけ離れた仕事をさせられた
- 低単価の案件を受けた結果、時給100円未満
いずれも、クラウドワークスのシステムが、どういうものかがわからない初心者の頃のトラブルです。クライアントの言いなりになったことが原因でした。しかし、同時に対処法も身につけることができ、未然にトラブルを回避することができています。
正しい知識を身につけることで安全に仕事ができ、しっかり稼ぐことが可能です。実際、筆者はクラウドワークスだけで月5万以上を安定して稼ぐことができ、気持ちよく仕事をさせてもらってます。
この記事で紹介するトラブルの実例や対処法を抑えて、安全にしっかり稼ぎましょう。
クラウドワークスの怖い6つの実例を紹介
はじめに、実際にクラウドワークス上で起こりえる6つの怖い実例を、体験談とともに紹介します。悪質な案件やクライアントを未然に防ぐためにも、しっかり把握しておきましょう。
個人情報を聞いてくる
クラウドワークスでのやり取りで、メールアドレスや名前、住所を収集されるといった事例があります。実際に体験した内容はこちらです。
・契約するにあたりメールアドレスが必要だと言われた
特徴として、あたかも当たり前かのように促してくることが多いです。「応じなければ契約はできません」などと高圧的な言われ方をされる可能性もあります。
個人情報を安易に教えてしまいますと、怪しい勧誘などに誘われるきっかけになります。クラウドワークスでは、プロフィール以外のことを聞かれた場合は、細心の注意を払いましょう。
直接取引を求められる
クラウドワークスでは、クライアントに直接取引を提案される場合もあります。実際に直接取引を受けた際の内容がこちらです。
継続的に案件を受注しているクライアントから言われる可能性があります。直接取引は一見メリットが大きいように感じますが、支払いのトラブルや口座を教えるリスクを伴います。
クラウドワークスでは直接取引は禁止されており、未払いを未然に防ぐためのシステムも構築されているため安全です。未払いのリスクを回避するためにも、クラウドワークスで引き受けた仕事は、クラウドワークス内で完結するようにしましょう。
詐欺まがいの悪質案件がある
クラウドワークスの案件には、詐欺まがいの悪質な案件が紛れていることがあります。実際の悪質案件の例はこちらです。
・【主婦向け】【初心者歓迎】アンケートモニター
・初心者へのスカウト全般
特徴として、初心者をターゲットに、LINE公式への誘導やオンラインセミナーへの参加といった内容のものが多いです。また、具体的な仕事内容が明記されていなかったり、「簡単」「楽に稼げる」などのうまい話の案件にも注意しましょう。
低単価の案件がある
クラウドワークスでは、初心者をターゲットにした極端に単価の低い案件があります。実際に筆者が受けた案件内容がこちらです。
条件…1記事800文字/文字単価0.1円
内容…お金をもらってスキルアップができる
特徴として、初心者の心理をついた「スキルアップ」や「初心者にもできる簡単な内容」などの文章があります。
筆者は実際に0.1円の案件に応募した際、様々な要求をされ時給換算で50円といった悲惨体験をしまい、膨大な時間を費やす羽目になってしまいました。募集要項に「この案件は相場よりも低い可能性があります」といったアナウンスがある場合は、ほかの案件と比較しながらしっかり見極めて案件に応募しましょう。
案件内容にない業務をさせられる
クライアントによっては、募集要項以外の業務をお願いされる場合があります。実際に体験した内容がこちらです。
・WordPressへの執筆を提案されるが、追加報酬の案内がない
特徴として、契約を結んでから半ば強引に追加業務を指示されるものが多いです。立場の弱いワーカーは、受けざる負えない状況に追いこまれ、報酬に見合わない仕事量をこなす羽目になってしまいます。
募集要項に書いていない業務内容は、追加報酬の対象となります。健全な報酬を得るためにも、泣き寝入りせずにクライアントに掛け合ってみることが大切です。
支払いをしないクライアントがいる
クライアントの中には、納品をしたにもかかわらず報酬を支払わない場合も、ごくまれに起こります。筆者が実際に体験した内容はこちら。
特徴として、こちらの質問にあまり応じずに、できるだけ早く記事の執筆を促すような行動をとります。また、連絡もとらえがちになります。基本的に仮払いされていれば未払いになることはありません。仕事は仮払い後に行うようにしましょう。しかし、中には姑息な手段で踏み倒すクライアントもいるようですので、ご注意ください。
クラウドワークスが怖くならないトラブル案件の見分け方
紹介した怖い実例に遭遇しないためにも、良い案件と悪質な案件を見分ける力が必要です。
- 案件タイトル
- 仕事内容
- クライアント情報
この3つをすべてチェックすることで、未然に悪質案件を防ぐことができます。安心してクラウドワークスを利用するためにも、絶対に知っておきたいトラブル案件の見分け方を詳しくご紹介します。
誇張した案件タイトルに注意
怖い案件かどうかは、募集タイトルを見ることで簡単に見分けることができます。以下のような表現が盛り込まれてるかチェックしましょう。
- 太カッコで「主婦向け」「初心者歓迎」の記載
- 「簡単」「誰にでも」「稼げる」といった誇張表現
- アンケート案件
- クライアント名が文字羅列
このような案件は、トラブルになる可能性が高くなります。特に、ライティングで探しているにも関わらずライティング以外の仕事が明記されているタイトルは、悪質な案件である可能性が高いため避けましょう。
もちろん、しっかりとした案件もありますので、募集要項の内容と合わせてしっかり確認しましょう。
案件内容を隅々までしっかりチェック
案件の内容から、悪質案件かどうかを見分けることができます。以下の3つポイントが詳しく書かれているかをチェックしましょう。
- 募集画面と要項の内容の一致
- 詳しい仕事内容の記載
- LINEなどの外部ツール誘導の文言はないか
募集画面と要項の報酬が違ったり、仕事の内容が具体的に書かれていないものは、虚偽の案件となります。また、「作業~納品までの流れ」が詳しく書かれていないものは、追加業務の可能性もありますのでご注意ください。
余計な労力を使わないためにも、作業の手順がしっかり書かれている案件を選ぶようにしましょう。
クライアント情報をチェック
クライアントの情報を確認することで、未然にトラブルを防ぐことができます。以下の4つをチェックしましょう。
- アイコン設定やクライアント名が正常か
- 評価は星4.5以上か
- 必要事項は十分か
- 十分な発注実績があるのか
アイコンがない+クライアント名が「abcdefg-012345」などの文字羅列が並ぶクライアントは、素性がわかりにくいため避けるのが無難です。
クライアントのプロフィール情報をチェックすることも大切です。評価が高かったり本人確認などの必要事項が書かれているクライアントは、信頼性も高くなります。
また、実績があまりに少ないクライアントかどうかのチェックも重要です。実績が少ない場合は、悪質クライアントの別アカウントだったりクラウドワークスに慣れていない可能性があるからです。
目安として、最低でも過去に5件以上の実績があるクライアントを選ぶようにしましょう。
クラウドワークスで怖い案件に出くわしたときの対処法
どんなに注意をしていても、詐欺案件やトラブルに出くわす可能性もあります。怖い思いをしないためにも、以下の手順で対処していきましょう。
- 直接連絡や外部誘導に応じない
- 仮払い後に仕事を行う
- 契約途中終了リクエストを申請
- クラウドワークス事務局へ連絡
それぞれ詳しいやり方を解説します。
直接連絡や外部誘導に応じない
クライアントとのメッセージのやり取りで、外部での連絡を希望された場合は契約をしないようにしましょう。トラブルを回避する最も有効な手段は、未然に防ぐことだからです。
特に、LINE誘導やオンラインセミナーの誘いは、怖い思いをするきっかけになります。クラウドワークスでは、応募を辞退するシステムもありますので、少しでも不審な点を見つけたら活用しましょう。
安全にストレスなく業務を行うためにも、勇気をもって断ることも大切です。
仮払い後に仕事を行う
クラウドワークスでは、報酬トラブルを防ぐために「仮払い制度」を設けています。
クライアントが支払い額をあらかじめクラウドワークスに預けておくシステムで、未払いのリスクをなくすことができます。
仮払いされないまま業務を行うと、支払いされないトラブルに合う可能性があります。また、仮払いがない状態だとクラウドワークス側も対応することができません。
契約をした際に、クラウドワークスから仮払いが行われた旨のアナウンスが届きます。クライアントから仮払いがされたか確認してから、業務を開始するようにしましょう。
契約途中終了リクエストを申請する
クラウドワークスでは、業務中でも契約終了をリクエストできるシステムがあります。クライアントのあまりに理不尽な要求や横柄な態度を取られたなどの、納得できない状況になった場合に有効です。リクエストの際は、メッセージをクライアントに送ることになります。クライアントが同意すれば、契約が解除される流れです。
注意点として、契約途中の解約でも互いに評価をつけることができます。低評価をさけるためにも、柔らかい物言いで契約終了希望の旨を伝えましょう。
クラウドワークス運営局を頼る
対処法がわからない場合は、クラウドワークス運営局に連絡をするようにしましょう。クライアントと意見が平行線のままやり取りをしていても、かえってさらなるトラブルを引き起こす可能性が高くなります。
クラウドワークスが仲介に入ることで穏便に済むケースも多くあります。自分で解決しようとせずに迷わず運営を頼りましょう。
まとめ
クラウドワークスで怖い思いをしないための対処法について、解説してきました。未然に防ぐことができれば、安全に自分でペースで働くことができますので、トラブル回避の方法を改めておさらいします。
- 条件が良すぎる案件には注意
- 契約内容に納得した上で応募する
- 評価のいいクライアントの案件がおすすめ
- トラブルの際は、無理せず運営に頼る
クラウドワークスは働きやすく、しっかり稼ぐことができます。トラブル回避の知識を身につけ、安全かつ快適にクラウドワークスを利用しましょう。クラウドワークスを検討している方は、早速、会員登録をして仕事を始めてみましょう。
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