クラウドワークスの利用を考えていて「ひどい案件やクライアントの特徴は?」「回避する方法や対処法は?」など疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
クラウドワークスを利用すれば、好きな時間・場所で仕事ができ収入を得ることができます。アンケートやデータ入力などの仕事もあるため、初心者の方でも安心です。
しかし、中にはひどい案件やクライアントもあるので注意が必要です。そこで今回は、クラウドワークスのひどい案件・クライアントの特徴や回避する方法、対処法などについて解説します。
目次
筆者のプロフィール
筆者は福岡在住の会社員です。平日夜や休日にクラウドワークスなどを利用してWebライターの副業をしています。これまでの受注実績は500件以上で、毎月10万円以上の副収入を得ています。
この記事では、実際にクラウドワークスを利用している経験も踏まえ、役立つ情報を紹介していますので参考にしてみてください。
クラウドワークスのひどい案件・クライアントの特徴
クラウドワークスのひどい案件・クライアントの特徴には「報酬が非常に低い」「LINEの連絡をすすめてくる」「タメ口、連絡なしなど対応が悪い」「評価が低い」などがあります。
どのような特徴があるのか知っておけば、ひどい案件・クライアントを見分けられるようになります。ここでは、クラウドワークスのひどい案件・クライアントの特徴について見ていきましょう。
報酬が非常に低い
クラウドワークスには、報酬がひどく低い案件があるので注意してください。たとえば、1文字=0.1〜0.2円のライティングの仕事です。
1時間で1,000文字のライティングをしても、100〜200円しか稼げません。クラウドワークスの手数料を差し引くと、手元に入るのは100円以下の場合があります。
このような低単価の仕事をするなら、外でアルバイトをしたほうが良いでしょう。最低賃金は東京が1,041円、北海道は889円、沖縄は820円です(2021年10月以降)。報酬が低すぎる案件は、どれだけ仕事をしても稼げません。コスパが悪すぎて、本業や私生活に影響が出る可能性もあります。
クラウドワークスの求人数は1万以上です(2022年2月3日時点)。なかには、報酬が非常に低いひどい案件がありますので気をつけましょう。
募集案件とは異なる仕事をすすめてくる
募集案件とはまったく違う仕事をすすめてくるひどいクライアントもいます。たとえば、不動産に関するライティングに応募したら、マッチングサイトのライティングの依頼がきたりする場合があります。
条件の良い求人内容でワーカーを集め、まったく違う仕事をすすめてくるクライアントもいるため注意してください。
仕事の量が膨大
仕事の量が膨大なクライアントには気をつけてください。
契約を結んだ後に「◯日までの3日間で5記事提出してください」「納期は5日で20記事」など、膨大な仕事の量を依頼してくるケースがあります。クラウドワークスが本業の方であれば良いですが、副業の方は対応が難しいです。「間に合わない分の報酬は支払いません」とするクライアントもいます。
ワーカーのことを考えず、非現実的な量を依頼してくるクライアントがいるので注意が必要です。
LINEの連絡をすすめてくる
クラウドワークスは、原則サービス外での直接連絡を禁止しています。ChatWorkやLINE、Skypeなどで直接連絡を取りたい場合は、サービス外連絡申請を行い、クラウドワークスの承認を得る必要があります。
サービス外連絡申請をする前の直接連絡は禁止されているにも関わらず、「直接連絡を取りたいのでLINEにメッセージをお願いします」とメールをしてくるクライアントがいます。
このように、怪しいクライアントがいるので注意してください。
タメ口、連絡なしなど対応が悪い
信じられないかもしれませんが、クラウドワークスはタメ口のクライアントと遭遇することもあります。「もう1回送って」「やり直して」「終わったら教えて」など、まるで友人に送るような口調でメッセージを送ってきます。
また、質問や約束をしても連絡がないクライアントもいるので気をつけてください。このように、タメ口や連絡なしのひどいクライアントがいることも理解しておきましょう。
評価が低い
クラウドワークスのひどいクライアントの特徴は、評価が低いことです。クラウドワークスは、仕事が完了すると、ワーカーとクライアントでそれぞれ評価を行うので、対応や案件がひどいクライアントは評価が低くなります。
逆に、対応や案件が良いクライアントは評価が高くなります。ひどいクライアントを見分けるために、評価を確認しましょう。
報酬が高すぎる
異常なくらい報酬が高い案件は、内容がひどい可能性があります。「ライティング2000文字で1万円」「文字単価10円」など、相場よりはるかに単価が高い仕事には注意してください。個人情報を取られる、他の仕事を依頼される、サービスの会員登録や利用をすすめられるなど、怪しいことも多いからです。
常識的に考えて報酬が高すぎる仕事は「何かある」ので危険です。何もなければ、クライアントが相場よりはるかに高い報酬を支払うメリットがありません。報酬が高すぎる仕事には気をつけましょう。
商品やサービスを購入させる
商品やサービスの購入をさせるひどいクライアントもいます。「◯◯商品を購入して使った感想を教えてください」「△△サービスの有料会員になり良さをまとめてください」といった、商品の購入代行の仕事です。
指定された商品の購入など、一時的にでも金銭的な負担が発生する仕事は、クラウドワークスの利用規約に抵触するような悪質案件です。
商品・サービスの購入をすすめてくるクライアントもいるので注意してください。
個人情報を聞いてくる
名前や連絡先、住所などの個人情報を聞いてくるクライアントは注意が必要です。クラウドワークスの仕事は、契約時に個人情報の提出を求めるクライアントもいますが、個人情報を提出しなくていい場合がほとんどです。
クライアントから個人情報を聞かれたら、どんな目的があるのか確認しましょう。
クラウドワークスでひどい案件・クライアントを回避する方法
クラウドワークスでひどい案件・クライアントを回避する方法には、「クライアントの評価、本人確認をチェックする」「発注実績がないクライアントは相手にしない」などがあります。回避する方法を知っていれば、ひどい案件やクライアントに当たらずに済みます。
ここでは、クラウドワークスでひどい案件・クライアントを回避する方法について見ていきましょう。
クライアントの評価、本人確認をチェックする
クラウドワークスでひどい案件・クライアントに当たるのを回避するために、クライアントの評価、本人確認をチェックしましょう。
クラウドワークスには、仕事が完了するとワーカーとクライアントでそれぞれを評価する制度がありますので、案件や対応がひどいクライアントには悪い評価がつきます。
評価が悪いクライアントの求人には応募しないようにしましょう。また、本人確認書類の提出をしていないクライアントにも気をつけてください。
クラウドワークスでは、以下の書類を提出することで本人確認が完了します。
■個人の場合
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証+住民票
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
■法人の場合
- 履歴事項全部証明書
本人確認が完了するとプロフィールの本人確認欄に「済」が表示されます。本人確認をしていないクライアントにも注意しましょう。
不自然な文章がある案件は応募しない
求人情報やメッセージのやり取りの中に不自然な文章がある場合は、応募しないようにしましょう。求人情報がカタコトの日本語のようになっている案件があります。怪しい可能性が高いため、明らかに文章がおかしな求人は避けたほうが良いでしょう。
契約前からLINEなどで連絡を求めるクライアントは相手にしない
なかには、契約前にも関わらずLINEなどで直接連絡を求めてくるクライアントがいます。クラウドワークスは、原則サービス外の直接連絡を禁止しています。直接連絡を取るには、サービス外連絡申請を行い、事務局の承認を得なければいけません。
契約やサービス外連絡申請をしていないにも関わらず、直接連絡を求めてくるのは悪質なクライアントの可能性が高いです。LINEなどの連絡を求められた場合は、相手にしないでください。
短期間で大量発注するクライアントは避ける
「3日間で3,000文字を10記事お願いします」「明日の15時までに3件提出してください」など、短期間で大量発注するクライアントもいます。契約後に、大量発注を半ば強制的に依頼してくるため注意が必要です。
非現実的なスケジュールで大量発注するような案件・クライアントは避けたほうが良いでしょう。間に合わなかった場合に報酬が支払われない可能性があります。
具体的な仕事内容がわからない案件には応募しない
求人情報を見て「簡単な仕事です」「誰でもできる仕事なので安心」など、仕事内容について具体的な説明がない場合は、応募しないようにしましょう。怪しい仕事でひどい経験をする可能性があるからです。
クラウドワークスに限ったことではありませんが、具体的な仕事内容がわからない案件には応募してはいけません。
発注実績がないクライアントは相手にしない
クライアントの実績に注目してください。そして、発注実績がないクライアントは相手にしないようにしましょう。実績がなく、信用できるクライアントか判断が難しいからです。悪質でひどいクライアントに当たる可能性があります。
発注実績が豊富なクライアントの案件から選ぶと安心です。
クラウドワークスでひどい案件を引き受けるデメリット
クラウドワークスのひどい案件を引き受けると、まったく稼げないうえにトラブルに巻き込まれる恐れがあります。また、ストレスを抱え、本業や私生活に影響が出る可能性もあります。ひどい案件を引き受けても良いことは何もありません。
ここでは、クラウドワークスのひどい案件を引き受けるデメリットについて見ていきましょう。
まったく稼げない
クラウドワークスでひどい案件を引き受けても、まったく稼げません。ひどい案件・クライアントは報酬が相場よりもはるかに安いことが多いからです。たとえば、多くのライティング案件は1文字あたりの報酬が0.5〜1円です。
しかし、ひどい案件・クライアントになると1文字あたりの報酬は0.1〜0.2円の場合があります。1万字のライティングをしても、報酬は1,000〜2,000円しか受け取れません。
トラブルに巻き込まれる
ひどい案件・クライアントと契約をすると、トラブルに巻き込まれる可能性があります。無許可のLINEでのやり取りや商品購入代行などを行うからです。
契約やサービス外連絡申請前の直接連絡は禁止事項です。また、商品購入代行は利用規約に抵触するような悪質案件になります。
ひどい案件やクライアントと関わると、トラブルに巻き込まれる恐れがあるので注意してください。
ストレスを抱える
報酬が激安、短期間で大量発注、タメ口、LINEでのやり取りなど、ひどい案件を引き受けたことでストレスを抱えてしまうでしょう。クラウドワークスで稼ぐことへのモチベーションが低下し、本業や私生活に影響が出る可能性もあります。
ひどい案件やクライアントには関わらないことが1番です。
クラウドワークスでひどい案件やクライアントに当たった際の対処法
クラウドワークスでひどい案件・クライアントに当たった場合は、次の3つの方法で対処しましょう。
- 契約手続きをしない
- 「契約途中終了リクエスト」をする
- 違反報告する
これらの対処法を知っておくことで、トラブルに巻き込まれるのを回避できます。また、ストレスを軽減できます。
ここでは、それぞれの対処法について見ていきましょう。
契約手続きをしない
クラウドワークスでひどい案件・クライアントに遭遇した場合は、契約手続きをしないことが1番です。契約をすると、無理難題な要求をしてくる可能性があります。契約手続きをしていなければ、相手が何か求めてきたとしても無視できます。
少しでも怪しいと感じる点があれば、契約は控えたほうが良いでしょう。
「契約途中終了リクエスト」をする
契約した相手がひどいクライアントだった場合は、「契約途中終了リクエスト」を送信しましょう。契約途中終了リクエストを送信すると、クライアントが同意した時点で契約が途中終了となります。
クライアントがリクエストに応じない場合は、1週間経過すると自動で契約が途中終了となります。
ただし、契約途中終了リクエストをすると、仮払いされた報酬はすべてクライアントに返金されますので、報酬を受け取ることはできません。
違反報告する
悪質な案件やクライアントに当たった場合は、クラウドワークス事務局に違反報告をしましょう。違反報告をして、事務局が利用規約や仕事依頼ガイドラインに違反であると判断した場合は、適正な処理が行われます。
違反報告は、クラウドワークスのメッセージ画面から送信できます。
まとめ
クラウドワークスは魅力的なクラウドソーシングサイトですが、ひどい内容の案件やクライアントもいるので注意が必要です。少しでも怪しいと感じる案件には応募しないようにしましょう。また、そのようなクライアントと遭遇したら相手にしないことが重要です。
これからクラウドワークスを始める方は、ここで紹介した内容を参考にしてリスク管理を行ってください。
クラウドワークスを検討している方は、早速、会員登録をして仕事を始めてみましょう。
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