在宅時間が増えたことで、在宅でも稼げるクラウドワークスを利用する人が増えています。
しかし、クラウドワークスで怖い思いをした人も少なくありません。筆者もそんな怖い思いをした一人で、仕事に関わるトラブルを経験してきました。
今回は、筆者が経験したトラブルも交えながら、怖い思いをしないための注意点について解説します。これからクラウドワークスで稼ぎ始めたいと考えている人の参考になれば幸いです。
目次
筆者プロフィール
筆者は、北海道を拠点にフリーランスとして働くWebライターです。全国さまざまな場所を移動しながら生活をしたいと思い、クラウドワークスを利用し始めました。頻繁に利用することで、徐々に稼げるようになりました。
フリーランスとして稼ぎ始めるきっかけはクラウドワークスといえます。現在は安定的な収入を得られるようになり、満足のいく生活を送っています。
一方で、サービスを利用する中で怖い思いやトラブルに遭遇したことも多いです。ここからは、クラウドワークスで実際に経験した怖い経験やトラブルに遭わない注意点について詳しく解説します。
クラウドワークスを使うのが怖い方へ
クラウドワークスを含めたクラウドソーシングサイトを活用していると、怖い思いをする可能性はあります。筆者はライターとして記事を納品したけれど、クライアントから一切連絡が来なくなったり、相談した仕事内容よりも多い仕事量を押し付けられたりなど、業務に関わるトラブルを多く経験しました。
口コミや評判などを見ると、クライアントによっては逃げるような行動を取る人もいるようです。
しかし、この記事で解説することを押さえておけば、クラウドワークスは稼げるサイトです。現に、筆者もクラウドワークスを活用して、フリーランスとしての生計を立てており、使いやすさを実感しています。重要なポイントを押さえて、クラウドワークス上で収益をあげましょう。
クラウドワークス上であるトラブルの例
ここからはクラウドワークス上であるトラブルの例を紹介していきます。クラウドワークスも含め、クラウドソーシングサイトではこれから紹介するようなトラブルが起きています。実際のトラブルと対応策を理解して、自分の身を守りましょう。
個人情報を聞いてくる
クラウドワークス上では、個人情報を聞いてくるクライアントがいます。必要な情報はクラウドワークスに登録した際にプロフィールに記載しているため、それ以上の情報を提供する必要がありません。中には、メールアドレスやLINEのIDを聞いてくるクライアントもいますが、業務に関係なければ教えなくて大丈夫です。
筆者はやり取りをLINEで行いたいというクライアントの意向に沿った結果、MLM(マルチレベルマーケティング)の勧誘を受けたことがあります。基本的にクラウドワークス内で仕事に関する業務は完結できるので、LINEなども教える必要はありません。
個人情報を誰かに教えることは、あまりおすすめできることではありません。自分の身は自分で守ることを意識して、クライアントに教えることも控えましょう。
詐欺案件に勧誘してくる
次に多いのが、詐欺案件に勧誘してくるケースです。
例えば、仕事のスカウトメールが来たと思ったら、詐欺グループへの勧誘やMLMのお誘いなどの内容が記載されていることがあります。クラウドソーシングサイト全般で詐欺メールへの対策は講じていますが、穴をくぐって勧誘しているユーザーは少なくありません。
筆者が体験したケースでいえば、PDFにMLMグループへの勧誘文章とLINE@のQRコードが記載されていることがありました。基本的なクラウドワークスの流れとして、サイト内のメッセージ内でお仕事のやり取りは完結します。他のメッセージサービスへの移行を促してきたり、仕事内容が明確ではなかったりした場合は怪しいと判断して良いでしょう。
また、詐欺案件に勧誘してくるクライアントの中には、複数のアカウントを使って連絡してくる人もいます。もし、複数回にわたって連絡が来る場合や、詐欺案件を提示してくるクライアントだとわかった場合は、運営に通報するのも一つの手段です。
直接取引を申し込んでくる
クラウドワークスでは直接取引は禁止されています。基本的にクラウドワークス内でうまれた仕事は、クラウドワークス内で完結する仕組みです。
稀に、チャットワークなどのメッセージサービスで連絡を取って、直接報酬のお支払いをしたいと相談を持ちかけてくるクライアントがいますが、これはNG行為です。クラウドワークスを利用する手数料を避けたいという思いから直接取引を申し込んできますが、規約違反なので絶対に乗らないようにしましょう。
また、クラウドワークス内でトラブルがあった場合は、クラウドワークスの運営が対応してくれます。しかし、クラウドワークス外の直接取引は対応の範囲外となるため、トラブルが起きても対処してくれません。トラブルを回避する意味でも、直接取引は控えましょう。
単価が極端に低い
クラウドワークス内では、非常に単価の低い案件があります。
例えば、「初心者歓迎!フォロー付きの案件」などは基本的に単価が低く、労働力を搾取するような案件が多いです。クラウドワークスに慣れていない方や副業などで稼ぎ始めて間もない方にとっては心強い案件かもしれませんが、基本的にタダ働きに近いです。
低い単価の案件を受け続けても大した稼ぎにはならず、どんどん時間を取られていきます。基本的にどんな初心者でも誠意を見せれば、納得できる単価の案件を受けることは可能です。「自信がないから……」と思っても、できるだけ単価の高い案件を受けるようにしましょう。
また、単価が低くて納得できない場合は、クライアントに相談して単価を上げてもらうことも一つの手段です。仕事を請け負う以上、報酬の相談をすること権利はあります。クライアントに報酬アップの話をしてみて、納得できる金額にしてもらう方法も覚えておきましょう。
連絡がこなくなる
クライアントに連絡をしても返ってこないケースもあります。基本的にレスポンスが遅いクライアントは信用しにくいため、できるだけ避けた方が良いです。
特にまずいケースは、筆者が体験したような納品後に連絡が取れなくなるケースです。クライアントと連絡は取れていたけれど、納品をしたタイミングで連絡がパタッと取れなくなりました。
この場合、納品したにも関わらず報酬が受け取れず、働き損となってしまいます。筆者はクラウドワークスに通報して、なんとか報酬を支払ってもらえました。納品した作業物を持ち逃げするようなクライアントがいることを踏まえた上で、利用する必要があります。
予定になかった仕事まで指示してくる
クライアントの中には、予定にはなかった仕事まで指示してくる人がいます。基本的に、クラウドソーシングサイトは業務範囲が決まっており、それに伴った報酬が支払われる仕組みです。
しかし、報酬の変更をせずに業務の追加を依頼してくるクライアントがいるため注意が必要です。仮に、追加の業務が発生した場合は追加の請求をするようにしましょう。
筆者はライターとして仕事をしている際に、追加でWord Pressへの入稿を依頼された場合は、追加で報酬を請求します。追加の業務を同情で請け負ってしまうと、それだけで仕事の単価が下がっていることと同義になってしまうため、注意しましょう。
クラウドワークスでトラブルに遭わないための注意点
続いて、クラウドワークスでトラブルに遭わないための注意点についてお伝えしていきます。さまざまなトラブルがクラウドワークス上で発生していますが、注意点を理解していれば巻き込まれることは回避できます。
仕事内容が明記されているか
まずは、仕事内容が明記されているかを確認しましょう。クラウドワークスでお仕事を受ける際は、仕事の内容が確認できます。
例えば、ライターでいうと、次の項目が詳しく記載されていることが多いです。
- 文字数
- 文字数に応じた記事の単価
- 業務内容
しかし、クライアントによってはこれらの項目があまり詳しく書かれていないことがあります。
特に注意したいのが「業務内容」です。業務内容は詳細に書かれており、ここまでの業務が終われば報酬が支払われることが明記されているかを確認しましょう。
業務終了のタイミングが明記されていないと、ズルズルと追加業務をこなしてしまう可能性が高いです。そのため、「この業務で終わり」というタイミングを確認する必要があります。
詳細がわかりにくい案件に契約してしまうと、契約してから業務量が増えたり報酬が約束と違ったりなど、トラブルが起こることが多いです。自分に適した案件を見つけた際は必ず案件の詳細を確認してから、契約するようにしましょう。不安であれば、クライアントに連絡してみるのも一つの方法です。
クライアント評価が低くないか
クラウドワークス内でクライアントとお仕事する場合、必ずクライアント評価を確認しましょう。
クラウドワークスは、お仕事をするクラウドワーカーとクライアントがお互いに評価をつけ合うことができます。そのため、クライアントにも評価がついており、その評価によってクライアントの良し悪しを判断することが可能です。クライアントの評価は星5が最大の評価となっていますが、クライアントを判断する場合、星4.6以上のクライアントを選ぶようにしましょう。
また、クライアントを判断する際は、今までの仕事の発注数も確認しましょう。
例えば、仕事の発注数が2回といったように少ない場合、まだクラウドワークスを使いこなせていない可能性があります。そのため、仕事の発注や支払いなどの業務においてクライアントがスムーズに操作できないケースがあります。
筆者はクライアントがクラウドワークスを使いなれていないため、支払いが1週間遅れたケースがありました。イチからクライアントにクラウドワークスの使い方を解説してトラブルを乗り越えましたが、本来であれば筆者の業務内容ではありません。
こうしたトラブルもあるため、クライアントの発注数や評価は必ずチェックするようにしましょう。
確認事項はすべて入力しているか
クライアントがクラウドワークスを利用する際、確認事項を全て入力する必要があります。確認事項とは、次のような項目です。
- 基本情報
- 本人確認書類
- 外部サービス連携
- 電話番号認証
- 会社情報
- 発注ルールチェック
上記の項目を確認するだけでも、クライアントがクラウドワークスに慣れているかがわかります。確認事項などを含んだ条件を満たすことで、クライアントはクラウドワークスの認定クライアントになります。クラウドワークスの活用に真摯に取り組んでいるかをチェックできるので、確認事項は必ずチェックしましょう。
クラウドワークスで困った際は運営に連絡すれば良い
クラウドワークスを利用していてトラブルがあった際は、運営に報告しましょう。クラウドワークスを含め、クラウドソーシングサイトの運営はサイト内のセキュリティに力を入れています。
例えば、クライアントとトラブルがあった際はクライアントとかけあってトラブル解決に尽力してくれます。下手に労力を割いたり、話を拗らせてしまったりするよりも、運営の力を借りた方が早いケースも少なくありません。
また、個人のユーザーだけでは解決できないトラブルも多いです。仮にクライアントと連絡が取れなくなってしまった場合、個人ユーザーだけでは解決できません。
運営に連絡(報告)することで、クラウドワークスが連絡をしないクライアントに連絡を入れ、トラブルを解決できる可能性があります。他のトラブルでも同様に対処してくれるので、困ったら運営に連絡することを覚えておきましょう。
まとめ
クラウドワークスで怖い思いをした経験や、トラブルに遭わないための注意点について解説しました。今回紹介した内容は筆者が実際に体験したことです。
筆者は実際にトラブルを経験して学びましたが、できれば避けたかったことも少なくありません。トラブルに遭遇しないための注意点はすでにお伝えした通りなので、これからクラウドワークスを利用する方は、対策して安全に利用しましょう。
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