2022.07.20

コラム

【2022】クラウドワークスで起こる「トラブル」とは?トラブル回避のポイント

クラウドワークスで起こる「トラブル」

クラウドワークスにはさまざまなジャンルの仕事があり、気軽に始められる副業として最適なサービスです。一方で、インターネット上の仕事だからこそ起こるトラブルも存在します。実際に、ネットでもトラブルについての体験者の声がたくさん出てきます。

今回は、トラブルの実例と対処法を、筆者の体験談と合わせてお伝えしていきます。クラウドワークスを安全に利用ししっかり稼ぐためにも、トラブルについて事前に知っておきましょう。

筆者のプロフィール

筆者は、副業で4年Webライターをしています。独立を期に、収入の柱を増やしたいと思い、クラウドワークスに登録したのがきっかけです。

主にクラウドワークスでWebライターの仕事をしており、副業ながら月6万円を稼げるまでになりました。Webライターの経験を活かし、今では月間10万PVのブログを運営することができています。

【体験談】クラウドワークスで体験したトラブル

【体験談】クラウドワークスで体験したトラブル

クラウドワークスで、筆者が実際にあったトラブルを紹介します。

「募集内容と実際の作業との違いによる報酬トラブル」
案件内容:記事執筆/文字単価1円/1記事1,500円
実際の作業:5記事セットで1,500円

募集要項には、1記事1,500円と書いてあり、5記事セットでの納品の文言も記載されていました。筆者を1記事1,500円×5記事=7,500円の案件だと思いこみ、契約を結びました。

ですが、実際には5記事で1,500円だったのです。仮払いが1,500円だったので、2記事書き終えた段階で、残りは追加報酬で対応するのかを確認しました。クライアントからの返答は「いえ、5記事で1,500円です。募集内容にも書かせていただいています」といったものでした。

募集要項には5記事セットとしか書いておらず、その旨を伝えたところ、筆者の確認不足といった返答が返ってきました。その後も、双方に折り合いがつかず、筆者から契約を途中で終了する選択をしました。

原因は、筆者が契約前に報酬面の確認を怠ったことです。ちょっとした双方の認識のズレが、トラブルを招いてしまうこともあります。このようにならないためにも、トラブル例を知っておくことは大切です。

クラウドワークスのトラブル例

クラウドワークスのトラブル例

クラウドワークスで、実際にあったトラブル例を5つ紹介します。大半は対応の良いクライアントですが、一定数で悪質なクライアントもいます。事前にトラブル例を知っておくことで対策が打てますので、チェックしましょう。

報酬関連のトラブル

報酬に関してのトラブルはネットでも多く挙げられており、代表的な事例です。特に、クラウドワークス上で多いトラブルの例は、以下の2つです。

  • 報酬未払いトラブル
  • 報酬に見合わない業務によるトラブル

こうした問題の大半は、クライアントがクラウドワークス上のルールに則っていないことです。仮払い制度を適用せずに作業を進めることは禁止されているので注意してください。

また、低単価にもかかわらず、求めるレベルが高すぎる案件もあります。具体的には、0.5円以下の案件では、SEOなどの専門用語は相場に見合いません。応募内容に専門用語ばかり並ぶ案件で単価が低いものには、注意しましょう。

悪質案件によるトラブル

クラウドワークスでは、悪質案件もトラブル事例としてよく挙げられます。特に以下のような案件は、トラブルの原因となります。

  • 悪質な勧誘をにおわせる案件
  • 個人情報を要求される案件

こうした案件では、初心者を対象に「簡単に稼げる」「大きく稼げる」などの文言を利用して誘ってきます。クラウドワークスでは、勧誘や個人情報取得に関して明確に禁止されています。案件に関係ない仕事はする必要がなく、個人情報も教える必要はないため、受けないのが無難です。

契約条件によるトラブル

クラウドワークスでは、契約条件と違う仕事を要求してくるクライアントもいます。特に、以下のような例はトラブルの原因となります。

  • 仕事内容の変更
  • 金額条件の変更
  • 追加報酬なしの追加業務

こうした案件は、契約前と契約後の2パターンで状況が変わります。

契約前で多い事例では、募集画面と募集内容での内容の違いです。基本的に募集画面は、良い条件を並べたいわゆる釣りタイトルが多くなります。募集内容が正規の条件ですので、タイトルで選ぶのではなく内容をしっかり確認しましょう。

契約後で多い事例は、徐々に新たな要求をしてくるケースです。同じクライアントと数回契約を交わしていく中で、あたかも当たり前かのように作業追加を要求してきます。ライターは契約を切らしたくない心理が働きますので、結果として、ずるずるとクライアントの指示を受けることにつながります。

クラウドワークスでは、「条件変更リクエスト」のシステムがあり、単価アップの交渉ができます。追加業務の要求が来た際は、有効活用しましょう。

メッセージ等のやり取りでのトラブル

クラウドワークスでは、クライアントとのメッセージのやり取りからトラブルに発展するケースもあります。次のような例は、特にトラブルの原因となります。

  • 納品後に連絡がなくなる
  • 話が通じない
  • 高圧的な態度を取る

こうした内容は、ビジネスマナーのないクライアントが多いようです。クライアントのメッセージが「返信が遅い」「内容が伝わりにくい」「支離滅裂」の場合は、クライアントの質が低いと言わざるを得ません。

個人間で解決しようとすることで、トラブルに発展する可能性も高くなります。速やかにクラウドワークスに相談することをおすすめします。

外部ルーツ使用によるトラブル

クラウドワークスでは、必要性のない外部ツール使用によるトラブルもあります。以下のような例には、注意しましょう。

  • LINE公式への登録
  • Gmailアカウントの要求
  • チャットワークの使用

こうした内容のものは、仕事上のコミュニケーションを円滑にする目的で使用されます。しかし、外部ツール上で起きた問題は、クラウドワークスが管理しきれなくなるために、トラブル対策が困難になります。

クライアントが「発注ルールチェック」や「サービス外申請」などにきちんと対応しているかをチェックすることが重要です。仮になされていない場合は、未然にトラブルを防ぐためにも避けるのが無難です。

クラウドワークスでトラブルが発生する3つの理由

クラウドワークスでトラブルが発生する3つの理由

クラウドワークスでトラブルが起こる原因は、3つです。

  • ワーカーの知識・経験不足
  • クライアントの質の低下
  • クラウドワークス規則の確認不足

それぞれ、説明します。

ワーカーの経験が不足しているから

クラウドワークスでは、初心者ほどトラブルに見舞われる可能性が高いです。理由は3つです。

  • 初心者を狙ったクライアントがいる
  • トラブル案件かどうかを見極められない
  • クラウドワークスのシステムに慣れていない

初心者のうちは、わからないことが多いため、冷静な判断がしづらくなります。「はやく契約したい」「よくわからないけど大丈夫だろう」といった心理が、トラブルを招く原因です。

初心者ワーカーは、トラブルを見極める目を養うことが重要です。トラブルに関する知識や応募を吟味することで培われる経験が、未然にトラブルを防ぐコツになります。以下のような場合は、警戒する癖をつけましょう。

  • うまい話の案件
  • 誇張した表現がある応募タイトル
  • クライアントのアイコンが未設定
  • クライアントの名前が文字羅列

長く健全にクラウドワークスで働くためにも、わからない点や疑問点はネットで検索して、焦らず1つずつ解決することをおすすめします。

質が低いクライアントもいるから

クラウドワークスでは、よいクライアントが大半を占める一方で、質の低いクライアントもいます。具体的には、以下のようなクライアントです。

  • ビジネスマナーのないクライアント
  • 実績や経験の浅いクライアント
  • ルールを無視したクライアント

副業ブームを境に、悪質なクライアントが増えています。クライアント問題の難しい点は、実際にメッセージでやり取りをするまでは、良いクライアントかどうかの判断がしづらいことです。

疑問に思う点があったらすぐに、クラウドワークスに相談することをおすすめします。自分で解決しようとしてもクライアントとのすり合わせが困難な場合もあり、精神と時間を浪費してしまうからです。中には、おかしい点を伝えたら怒って契約を破棄されたという理不尽な例もあるので注意しましょう。

以下のような点があった場合は、一度検討することをおすすめします。

  • プロフィール内容が薄い
  • 本人確認登録がされていない
  • 評価やコメントがよくない
  • 内容に一貫性を感じられない
  • 言葉巧みに追加業務を要求する

他にもたくさん案件はありますので、一つに案件に固執せずに、ワーカー側も選ぶ権利があることを認識しましょう。

クラウドワークスのシステムを理解していないから

クラウドワークスでは、ワーカーとクライアントでのトラブルを避けるための以下のような業務システムがあります。

応募→契約→仮払い→業務→納品

それぞれの手順でのポイントを記載します。

  1. 募集内容に納得した上で応募する
  2. 契約条件を双方で確認する
  3. 契約後は、テストであろうが仮払い後に業務開始
  4. クラウドワークス上で納品処理する

トラブルは、上記の手順に不備が起こった場合に起こることが大半です。特に「誘導」「個人情報要求」「仮払い前の作業要求」があった場合は、即刻契約しない、または終了することをおすすめします。

クライアント側がシステムを知らない場合もありますので、ワーカー自身がシステムを理解することが重要になります。

クラウドワークスでのトラブル対応の3つの手順

クラウドワークスでのトラブル対応の3つの手順

クラウドワークスでトラブルに合った場合は、以下の3つの手順で対応しましょう。

  1. 「よくある質問」に目を通す
  2. クラウドワークスに問い合わせる
  3. 「みんなのお仕事相談室」を利用する

よくある質問を確認する

クラウドワークスでトラブルにあった場合は、まずはよくある質問に目を通しましょう。よくある質問では、さまざまなトラブルに対しての回答やお役立ち情報が見られます。自分に該当する内容が書かれている可能性もあり、参考になります。

先述した通り、無理に自分で解決しようとすることで、さらにトラブルを増やすきっかけにもなります。また、クライアントの立場が強いため、泣き寝入りせざるを得ない状況にもなりかねません。トラブル解決に向けて、まずはクラウドワークスが推奨する対策を実践することをおすすめします。

クラウドワークスに問い合わせる

よくある質問に求める内容がない場合は、クラウドワークス上にあるお問い合わせの利用をおすすめします。電話での対応はしておらずメールでのやり取りとなるため、できるだけ具体的に書きましょう。

クラウドワークスでは、お問い合わせ以外にも下記の対応が可能なので、状況に応じて利用してみてください。

  • 契約前 :応募・スカウトを辞退する
  • 契約中 :契約途中終了リクエスト
  • 違反時 :違反報告する
  • いつでも:クライアントをブロック

少しでも不穏に感じた際は、クラウドワークスに頼ることを優先して、トラブルに対応することが大切です。

みんなのお仕事相談室を利用する

クラウドワークスでは、ワーカー同士で悩みを解決するみんなのお仕事相談室を設置しています。他のワーカーのリアルな悩みや解決方法を閲覧できるだけでなく、投稿しベテランワーカーに回答を求めることもできます。

お問い合わせの返答が遅れていたり、辞退や終了報告していいものか悩んだりした場合は、利用も検討してみましょう。

クラウドワークスでトラブルに合わないためのコツ

クラウドワークスでトラブルに合わないためのコツ

クラウドワークスでトラブルに合わないコツは、契約する前に判断することです。契約してしまった後では、クライアントに言いくるめられてしまうケースも少なくありません。

以下の方法で、契約するかどうかを判断しましょう。

  • クラウドワークスの規約に目を通す
  • クライアントの評価をチェック
  • 誇張した案件タイトルに注意
  • 契約前に内容をしっかりチェック
  • 他の案件と比較

トラブルの原因はクライアントにあったとしても、トラブルに合う環境に身を置いたワーカーにも落ち度はあります。自分の身は自分で守ることが、トラブルを未然に防ぐ最善の方法です。

まとめ

クラウドワークスでのトラブルについて、解説してきました。トラブルは、クライアントだけのせいにするのでなく、ワーカーが注意することで回避することができます。

ポイントをおさらいします。

  • トラブルの事例を知っておく
  • クラウドワークスの規約を理解する
  • 契約前の判断がトラブル回避のコツ
  • トラブルの際は、迷わず運営に報告

クラウドワークスは、優良な案件がたくさんあり、稼げる環境が整っているサービスです。一部の悪質な案件に踊らされないためにも、事前にトラブル対策術を身につけましょう。クラウドワークスを検討している方は、早速、会員登録をして仕事を始めてみましょう。

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