2020.06.26

コラム

【体験談】ブログ記事のネタがない?ネタ切れする初心者に伝えたい探し方・考え方

ブログのネタ

ブログ運営者に共通するのは「ブログのネタ切れ」という悩みです。

更新頻度が多ければ多いほどネタ切れになると考えられます。

 

しかし、なぜが毎日更新を続けているような大手ブログ運営者もいます。

一体その違いは何なのでしょうか?

今回は、すぐにブログネタが切れる原因と、ネタが切れないおすすめの探し方を解説していきます。

【体験談】ブログのネタ切れを解決するまで

ブログをつける人

まずは、ブログを運営している筆者のプロフィールと、ネタ切れの解決方法を紹介しましょう。

筆者のブログ歴と実績

筆者は、ブログ歴3年で現在3つのサイトを運営しています。

投資系、美容系、雑記ブログの3サイト合わせて月間15万PVほどの実績です。

副業としてスタートしたブログ運営ですが、ブログから得られる収入と投資で得られた収入が増加したことでサラリーマンを退職し、今に至ります。

3つのブログを運営する筆者がこれまで書いてきたブログ記事数は約400記事です。

ネタ切れで悩んだ経験から解決まで

3年間ブログを書いてきた筆者も、最初はブログのネタが見つからず苦労した経験があります。

「ブログに書くほど毎日に変化がない」

「書こうと思ったネタは他のブロガーがすでに書いていて書けない」

主にこの2つで自信をなくすことが、ネタ切れになる理由でした。

 

ブログ開設から1年ほどはブログがネタ切れするモヤモヤ状態が続きました。

しかし、その後いくつかの方法を実践していくことで、ネタ切れが起こらなくなりました。

現在では、毎日ブログに書きたいことがありすぎて時間が足りないと思うほどです。

ここから先の内容では、筆者が体験してきたブログのネタ切れ原因とネタの探し方を具体的に紹介していきます。

ブログがネタ切れする原因

ブログの更新

ブログがネタ切れする原因は、次の3つのいずれかに当てはまります。

ご自身のネタ切れは何が原因か考えがら確認してみてください!

原因①:ブログテーマが決まっていないから

ご自身のブログはテーマが明確になっているでしょうか?

ジャンルレスにさまざまな内容をブログにする「雑記ブログ」というジャンルがありますが、雑記だとしても大まかに3つほどのテーマは決めましょう。

  • エンタメ
  • 子育て
  • お金

例えば、この程度のざっくりとしたジャンルで構いませんので、自身の興味が強いものから決定しましょう。

 

大前提として、芸能人でもない限り大まかなテーマも決まっていないブログには読者はつきません。

自分の日記用としてのブログならいいですが、少しでも多くの人に読んでほしい気持ちがあるなら無理やりでも構わないのでテーマを決めましょう。

 

ちなみに、最初に決めたジャンルを後から変更してもまったく問題はありません。

読者の反応がよかったジャンルだけ残して特化ブログにしているブロガーも多いです。

筆者もまさにその一人で、一つのサイトは投資の情報をまとめたブログからスタートしました。

しかし、情報をまとめた記事よりも、自分のリアルな投資体験談が人気なことに気がつきました。

それからは、投資の体験談を主なブログネタにして運営を続けています。

原因②:ブログテーマに関する勉強不足だから

ブログを立ち上げテーマまで決めたのに、なぜかすぐに書くネタが切れてしまうパターンがあります。

そのネタ切れの主な原因は、運営者の勉強不足です。

 

ブログとはいっても、テーマにしたジャンルでは第一線の情報を勉強する努力が不可欠です。

書く本人の基礎知識が浅ければ新たなブログネタは思いつかなくなってしまいます。

 

ブログを書くためにおすすめの勉強方法は「読書」です。

まずは、本屋さんに足を運びブログのテーマにした書籍コーナーで、並んでいる本のタイトルに目を通してみましょう。

 

初心者はまず、最低でも5冊以上の本を読むことをおすすめしますが、読書が苦手という方もいるでしょう。

そんな方は、本のタイトルと目次だけでも読んでみてください。

目に入ってきたタイトルと目次からブログネタになるものがいくつも見つかるはずです。

 

本は物書きのプロが書いているものなので、構成力と説得力がブログとは大違いです。

本の内容をそのままマネするのではなく、ご自身の目線と独自の意見を織り交ぜてブログを書いてみてください。

原因③:自分の書きたいネタを探しているから

ブログは、自分の書きたいネタを探してしまうと、ネタ切れの原因になりやすいです。

「自分の書きたいネタ」ではなく「誰かが読みたくなるネタ」を探しましょう。

 

自分にとって当たり前のことでも、どこかの誰かにとって当たり前ではないネタというのは数多くあります。

「そんなことも知らないひといるかな?」というネタでも、そのブログが誰かのためになることがあります。

次の項目からは、どこかの誰かであるブログの「読者」をより明確にするためのポイントを書いていきます。

ブログの「読者」を明確にすることが重要

過去現在未来

ブログの読者を明確にイメージして書くことは、ネタ切れしない方法よりも大切な考え方です。

ここでは、想定読者をなぜ明確にすべきなのか、その重要性をお伝えしていきます。

さらに、読者のイメージ方法としておすすめなものを2つに分けて紹介します。

読者①:過去の自分に向けたブログ

まずは、ブログの読者を「過去の自分」に設定してみましょう。

「過去の自分」を読者として想定してブログを書くことは、初心者にもっともおすすめの方法です。

なぜなら、過去の自分が悩んでいたことを解決するブログを書けるようになるからです。

 

例えば、今読んでいただいているこの記事は、筆者がブログ立ち上げの初心者だった頃に実際に悩んでいた内容ばかりです。

初心者だった頃の自分を思い出して、「あの時これを知っていればブログネタに困らなかったなぁ」ということを思い出しながら記事を書いています。

急に知らない他人を相手に向けて文章を意識するよりも、書くまでのハードルを大きく下げることができます。

読者②:誰かの疑問を解決するブログ

次に、どこかの誰かを「想定読者」として、その人の疑問や問題を解決できるブログを書くことをおすすめします。

ブログの読者があなたの友人やファンなら別ですが、インターネット検索であなたのブログに辿り着いた読者は「何かしらの問題を解決したい」と思ってブログを読んでいます。

その問題や疑問と向き合い、丁寧に問題解決するブログが理想的な形だと考えられます。

不特定多数の人に刺さる内容ではなく、どこかにいるたったひとりに突き刺さるブログ記事を意識することが大切なのです。

 

そうはいっても、見知らぬ誰かの疑問(ネタ)を知ることは簡単ではありませんし、頭で考えていても見つかるものでもありません。

特にインターネット検索は普段の生活では、なかなか人に話せないコンプレックスに関する内容も多いです。

そこで、筆者が実践している具体的なネタ探し方は次項で紹介します。

ブログネタの具体的な探し方

読書と付箋

ここまでで紹介してきた「誰かの疑問を解決」するブログを書くためには、まずは疑問(ネタ)を探す必要があります。

ここでは、筆者が今でも実践しているブログネタを探す具体的な方法を4つ紹介します。

探し方①:気になるワードを検索する

ご自身自身が気になっているワードや、ブログに書きたいと思った言葉をGoogle検索に打ち込んで検索してみましょう。

直接的なワードだけでなく、それに近い言葉や言い換えた言葉も使って検索することがおすすめです。

そうやって普段から、Google検索で調べ物をするクセをつけることで、参考にしたいブログを見つけることにつながったり、読者の気持ちを理解することにつながります。

 

ブログを書くまえに、まずは他人のブログをたくさん読むことから始めましょう。

ちょっとした疑問もすぐ人に聞かずにGoogleに聞くクセをつけてください。

探し方②:Googleサジェストを確認する

Googleサジェスト

Googleサジェストとは、検索窓にキーワードを入力した際、ワードの下に自動的に一覧表示される内容のことです。

ここに表示される内容では、検索したキーワードと組み合わせて検索されやすい言葉が人気順に並んでいます。

 

上記画像では「ブログ 稼ぐ」と検索したところ、

「ブログ 稼ぐ 主婦」や「ブログ 稼ぐ 始め方」といったさまざまなキーワードが表示されました。

この結果から「ブログで稼ぎたい主婦が増えてるのかな?」や「ブログで稼ぎたいけど始め方を知らない人が多いのかな?」という考察ができると思います。

 

このように、Googleサジェストを利用するだけで、読者の悩みや傾向を見つけることができます。

「ブログ 稼ぐ 始め方」を検索する人に対しては、ブログで稼げる広告収入の仕組みや、初心者がブログを始める方法など、自身の経験をもとに解説すれば良いのです。

もし、ご自身がすでにブログを開設しているのなら、始める手順くらいなら書けるはずですよね!

探し方③:Q&Aサイトを利用する

Q&Aサイトとは、「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などの匿名で質問したり、質問に答えることができるサイトです。

シンプルに質問と回答に分けて構成されているため、質問に対してどんな答えをすると読者の役に立つのかを学ぶことができます。

Q&Aサイトを利用すると、Googleサジェストでは表示されなかったリアルな悩みを探すことができたり、まだ誰もブログ記事にしていないようなライバル不在の記事を書けるチャンスが多いというメリットがあります。

 

一方で、回答者の中には専門的な知識のない人も多く、内容によっては間違った回答が残っていることがあるため注意が必要です。

特に、健康やお金など人生を大きく変化させると思われる内容は、必ず正しい情報を調べてからブログのネタにしてください。

探し方④:SNSを調査してみる

次に、TwitterやInstagramなどのSNSを利用してブログネタを探す方法です。

近年では、Google検索やQ&AサイトではなくSNSを利用したブログネタ探しや誰かの疑問を見つける方法もおすすめです。

以前よりもSNS利用者が増えているため、Google検索するほどではないけれど少し困っているという悩みが溢れています。

 

小さな疑問も深掘りすると、ブログのネタになる場合があります。

さらに、拡散されやすい記事の傾向を知っておくことで、ブログをSNSでバズらせる技術を得られるでしょう。

ブログネタを見つけるコツとおすすめの方法

パソコンとスマホ

ここからは、ブログネタを見つけるために筆者が実際に行っているおすすめの方法とコツを3つ紹介します。

方法①:スマホのメモ機能を使う

ここまで紹介してきた内容を実践していくと、ブログに書きたいネタが次から次へと溢れてきます。

そこで、せっかく思いついたブログネタを忘れないために、スマホのメモ機能を使う方法がおすすめです。

どんなアプリでも良いので、いつでもどこでもブログネタをメモできる準備をしておきましょう。

 

「ブログ ネタ」

「ブログ 書き方 コツ」

 

このように、想定される検索キーワードをメモのタイトルにすると記事作成時に内容がブレにくいためおすすめです。

加えて、スマホ内のメモが増えてくると、ブログを書くときに探すのが難しくなるので、ジャンルごとにフォルダ分けをしておくことがスムーズに利用するコツです。

 

あくまで筆者のおすすめなので、別の方法でも構いません。

大切なポイントはいつでもどこでも思いついたときにメモを取れる環境づくりです。

方法②:ブログの更新頻度を決める

次に、ブログの更新頻度を決める方法がおすすめです。

これは、決めた日は強制的にブログを書く日と決めるだけの単純な方法です。

なぜなら、強制力の無いものは後回しにする理由にされてしまうからです。

 

必ず毎日更新にする必要はありませんが、曜日を決めてその日は何があっても更新すると決めましょう。

自分自身で期限を定めることで、ブログのネタを探すために普段から行動できます。

 

もし、自分との約束を守る自信がない方は、ブログのトップページに「毎週何曜日更新」と書き込んでしまいましょう。

そうすれば、自分だけではなく読者も巻き込んで更新を続けることができます。

また、定期更新を明確に宣言しているブログは、読者が増えやすいという第2のメリットがあります。

方法③:常にブログネタを考えて生活する

ブログを書く日を事前に決めておくことで、日常でも常にブログのネタを探すアンテナを立てることが自然になります。

少しでもブログのネタになりそうな事柄があれば、ここまで紹介してきた方法を利用したりGoogle検索で読者の悩みを探したりしていきましょう。

 

筆者も、副業としてブログを書いていたサラリーマン時代、お昼休憩には必ず1つ以上のブログネタと構成を考えながら過ごしていました。

日々思いついたブログネタをスマホのメモにストックしていますが、溢れ過ぎていることがちょっとした悩みです。

それでも、ブログに書きたいネタがメモの中に必ずあるため、ネタ切れに悩むことは完全になくなりました。

ネタ切れしにくいブログのジャンル

ライティングする人

ここまで、具体的なブログネタの探し方を紹介しました。

最後に、そもそもネタ切れしにくいブログのジャンルがあるため紹介していきます。

これからブログを始める初心者の参考にしていただきたいです。

ジャンル①:商品レビュー

商品レビューとは、自身が買ったものをブログのネタにして紹介することです。

商品レビューというと、家電やスマホをブログネタにするのが定番ですが、実は100円ショップで買った商品などもブログのネタにできます。

 

例えば、筆者は音楽が好きでスピーカーやイヤホンをたくさん持っていますが、その集めたスピーカーと100円ショップのスピーカーがどう違うのか比較するブログなどを書いたことがあります。

音楽が好きな人に向けた記事というよりは、安くて良いスピーカーを探している方に向けて書いた記事です。

 

商品レビュー記事のポイントとして、次のようなことをポイントとして覚えておけばブログのネタに困ったときに役立つはずです。

  • 新商品
  • 比較(コスパ)
  • 専門的な観点からのレビュー

この商品レビューはライバルが多いことがデメリットですが、気負いせずに自分にしか書けない視点やポイントを書き続けることが大切です。

ジャンル②:自身の作品の発表

次に、ブログネタが切れにくいジャンルは、自身の作品を発表するためのブログです。

イラストや写真、音楽などがブログの主な内容なので、YouTubeと並行して始めやすいことがメリットです。

 

作品の発表は、自分の作ったものを発表するだけなので、誰の疑問を解決できなくても問題がない唯一無二のジャンルです。

しかし、知名度がないうちはまったくアクセスが集まらない可能性があるため注意が必要です。

発表しているジャンルに関するブログやコラムを書くことで、自身のことを知らない読者をGoogle検索からの流入させることを期待できます。

ブログでお金を稼ぐことを主な目的とせず、作品を発表したい方はこのジャンルがおすすめです。

ジャンル③:初心者向け

最後におすすめしたいのが、初心者向けジャンルです。

ブログ記事になるほぼすべてのテーマには必ず初心者がいます。

 

「ブログ 初心者」

「〇〇  初心者」

 

などと検索し、初心者向けのブログ記事を読んでみましょう。

自分の方がリアルな記事を書けそうだと感じたなら、初心者向けのテーマに力を入れてみるのも一つの戦略です。

 

一般的に、初心者向けブログはネット検索需要が高いジャンルです。

読者の支持を受けることができた場合、ブログの大幅なアクセスアップにもつなげられます。

 

一方で、すでに強いライバルがいる可能性も高いです。

初心者の悩みや疑問を解決に導ける得意分野がある、またはこれから初心者としてスタートする趣味がある場合、ブログにする良いネタになるでしょう。

ライバルがどれだけ強くても実際の経験から発信される記事は、今後も読者に支持されていくと考えられます。

まとめ

BLOG

ブログ歴3年の筆者が、ブログのネタが見つからない原因の考察とおすすめなネタの探し方を紹介しました。

ブログネタを探すポイントは、「読者の明確化」と「適切なネタの探し方」です。

 

特に、ブログで副業収入を稼ぐためにスタートする方は、読者のことを忘れ、アクセスやお金としての結果を求めてしまいがちです。

ブログで結果が出るまでは、最低でも3ヶ月から6ヶ月は必要です。

お金を目的にするのではなく、ブログテーマに沿って読者の疑問を解決できる記事を書いていけば必ず結果が出るはずです。

ネタ切れに悩んでいる方は、まずは過去の自分の悩みを思い出してブログを書いてみましょう!

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