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「複業」って副業と違うの?

副業と複業の違い

副業と複業は同じく「フクギョウ」と読むため、その違いをあまり意識していない人が多いようです。しかしこの2つには明確な違いがあります。まずは、「副」と「複」の漢字の意味を考えてみましょう。

辞書で調べてみると、「副」は「主なものに伴って補佐となること。また、そのものや人。副知事・副委員長など。」と記されています。つまり、メインに対して「サブ」と意味があります。これに対して「複」は、1つではなく2つ以上の複数という意味です。



 

副業の定義

副業とは、本業として企業に勤めている人が、本業以外で収入を得るために行う仕事のことです。あくまでも本業がメインの収入源で、副業はサブということになります。一般的に副業は、収入の増加や補填を目的にしていると言えます。



 

複業の定義

複業とは、文字通り複数の仕事を持つことです。副業の場合のように、本業と副業といった分け方をすることはありません。本業を複数持っているとも言えるでしょう。そのため、それぞれの仕事に対するコミットメントは高く、プロフェッショナルとしての意識も高い傾向にあります。副業の目的は主に収入増でしたが、複業の場合は、仕事を通した自己実現やスキルアップなどを目的とする人が多いようです。



 

複業の様々な働き方

複業には様々な働き方があり、大きく3つに分けられます。それぞれ見ていきましょう。

 

1.企業に属しながらの複業

企業に属しながら、それとは別の仕事もする働き方です。この働き方はこれまで、本業と副業というふうに認識されてきましたが、現在は必ずしもそうではなくなってきています。2つ(またはそれ以上)の仕事に対して、メインとサブの区別をつけず、どちらもプロ意識で取り組み、同レベルの報酬を手にする人が増えてきています。

 

2.フリーランスとしての複業

企業には属さず、個人で仕事を受注する働き方です。複業をするには最も適した働き方と言えます。ライターやデザイナーなどWeb関係の仕事や、音楽・芸能に関わるクリエイティブな仕事で活躍している人が多いのが特徴です。例えば、普段は女優をしながらフリーライターとしても働き、夜はスナックのママという女性もいます。

 

3.複数の企業に属する複業

この働き方は、勤め先の各企業が社員の副業(複業)を認めている必要があります。また勤務時間の調整も必要となるため、ハードルの高い働き方と言えるでしょう。その反面、収入を増やしやすく、しかも安定しているというメリットがあります。

 

これからは「複業」の時代?

複業は、自分自身の成長やスキルアップ・自己実現のために働くこと、と言えるでしょう。一方、本業というメインの仕事を持ち、主に収入アップのために働くのが副業です。言葉を変えると「お金のためにより多く働く」ということです。

 

近い将来、誰にでもできるような単純作業は、AIやロボット技術の発展により、ますます機械に奪われていくでしょう。仕事を得られず貧しくなるか、自己実現しながら豊かになるか、2極化がより一層進んでいくと思われます。

 

これからは、お金のために(生きるため・食うために)やりたくもない仕事をするという時代から、自分を表現できる仕事をしながら豊かになるという時代にシフトしていくでしょう。あなたも、「複業」を意識してみてはいかがでしょうか。


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