株式会社パソナは、関東経済産業局主催「関東経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業」の一環として、中小企業等とフリーランスや副業・兼業、プロボノ(Pro bono)(※1)等で活動する複業(※2)人材をマッチングする複活(ふくかつ)プロジェクトを開始すると発表した。
※1「プロボノ(Pro bono)」とは、各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般、または、それに参加する専門家自身をいう。
※2「複業」とは、複数の仕事を持つことであり、「副業(本業以外の仕事で収入を得ること)」とは異なるもの。
『副業・兼業の促進に関するガイドライン』(厚生労働省、2018年1月作成)によると、近年、「副業・兼業」(複業)を希望する人は年々増加傾向にある。
また、複業は社会全体としてみれば、オープンイノベーションや起業の手段としても有効であり、都市部の人材を地方でも活かすという観点から地方創生にも資する面もある。
その一方で、中小企業等においては人材確保に関する課題が経営課題の最上位に位置づけられているものの、複業人材の採用や活用に関する経験・ノウハウが少ないなどの課題が存在。
そこでパソナは、関東経済産業局より「関東経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業」を受託し、中小企業等と複業人材のマッチングにより、地域企業との複業という新しい働き方を提案することで、人材の多様な働き方・生き方を支援する「複活プロジェクト」を開始することとした。
本プロジェクトでは、参加したい複業人材の募集を開始し、神奈川県横浜市、長野県塩尻市、茨城県、新潟県の4地域が合同で、東京にて複業人材向けの説明会を実施し、都市部の人材に多様な選択肢を示すことで中小企業等と複業人材のマッチングを推進する。
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https://jobhub.co.jp/lp/kanto/